ケンホファヴァルト（2013年生、母エイシンパンジー）

ケンホファヴァルト（2013年6月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+犬種の一つ」。毛色は鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時21歳）と交配したエイシンパンジーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はマリオステーブル。2020年の中山大障害(JG1)で2着に入った他、2021年の中山グランドジャンプ(JG1)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

9月13日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、メイケイレジェンドにクビ差交わされて2着に惜敗した。

9月27日、中1週で迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの芙蓉ステークス（中山芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

11月7日、中5週で迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったファスナハトにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

11月22日、中1週で迎えた4戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

3歳（2016年）

2月13日、中7週で迎えた6戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のシンシアズブレスを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

3月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳G2の弥生賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、リードを2馬身以上キープして、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳G2のスプリングステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい10着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は小崎綾也騎手（2戦1勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

5月14日、中4週で迎えた10戦目は、3歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小崎綾也騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、リードを2馬身以上確保して、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

5月29日、中1週で迎えた11戦目は、M.デュプレシス騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の白藤賞（京都芝1600m 小雨/良）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

6月18日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デュプレシス騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

7月9日、中2週で迎えた13戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の八雲特別（函館芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

7月16日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上500万下の湯浜特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたエアピザレー決め手に屈してアタマ差の2着となった。

7月31日、中1週で迎えた15戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の北辰特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、リードを2馬身以上確保して、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のトーセンカナロアを半馬身振り切って優勝

9月3日、中4週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下の日高特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた17戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のセントライト記念（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

11月12日、中7週で迎えた18戦目は、M.バルザローナ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の三年坂特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

11月20日、連闘で迎えた19戦目は、3歳以上1000万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

12月10日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた20戦目は、V.シュミノー騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の摂津特別（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

4歳（2017年）

2月4日、中7週で迎えた21戦目は、4歳以上1000万下の稲荷特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、サトノケンシロウにクビ差交わされて2着となった。

2月19日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上1000万下の春日特別（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小崎綾也騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた23戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の鎌ケ谷特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上1000万下の鹿野山特別（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に終わった。

5月14日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の白川特別（京都芝2400m 外回り晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のロングスピークに2馬身の差をつけて3勝目を収める

6月3日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた26戦目は、3歳以上1000万下の稲村ヶ崎特別（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ドレッドノータスにハナ差交わされて2着に甘んじた。

6月24日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上1000万下の京橋特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持久力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のアジュールローズに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

7月8日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上1600万下の五稜郭ステークス（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、ブラックバゴに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月29日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の佐渡ステークス（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に敗れた。

8月26日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、K.マカヴォイ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の2017ワールドオールスタージョッキーズ第2戦（札幌芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上1600万下の西宮ステークス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

10月9日、中3週で迎えた32戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の六社ステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

10月28日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、3歳以上1600万下の八坂ステークス（京都芝1800m 外回り雨/重）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

5歳（2018年）

2月11日、約3か月半の休養明けで迎えた34戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の松籟ステークス（京都芝2400m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、少し緩いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

3月18日、中4週で迎えた35戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の但馬ステークス（阪神芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、アドマイヤロブソンにクビ差交わされて2着となった。

4月7日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、4歳以上1600万下の湾岸ステークス（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握り、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、コルコバードに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

4月28日、中2週で迎えた37戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の烏丸ステークス（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月20日、中2週で迎えた38戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の下鴨ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

8月12日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた39戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の博多ステークス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は荻野極騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったスズカディープにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

9月9日、中3週で迎えた40戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のムーンライトハンデキャップ（阪神芝1800m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は武豊騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたヴァフラーム決め手に屈して半馬身差の2着となった。

10月13日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた41戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の大原ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

11月3日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた42戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のノベンバーステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

11月17日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた43戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の比叡ステークス（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は川田将雅騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、リードを2馬身以上保って、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

12月22日、中4週で迎えた44戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下のグレイトフルステークス（中山芝2500m 小雨/良）に出走。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

6歳（2019年）

1月6日、中1週で迎えた45戦目は、4歳以上1600万下の寿ステークス（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（5戦1勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい5着に終わった。

3月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた46戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の美浦ステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は一杯になって6着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた47戦目は、4歳以上1600万下の府中ステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は荻野極騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

5月11日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた48戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の緑風ステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた49戦目は、3歳以上3勝クラスのグリーンステークス（阪神芝2400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は荻野極騎手（3戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

10月20日、約4か月半の休養明けで迎えた50戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの甲斐路ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた51戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの清水ステークス（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた52戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの逆瀬川ステークス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

7歳（2020年）

3月15日、約3か月半の休養明けで迎えた53戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスのスピカステークス（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

5月10日、中7週で迎えた54戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内小雨/良）に出走。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月19日、中9週で迎えた55戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマサハヤドリームから約11馬身差の2着となった。

8月15日、中3週で迎えた56戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月6日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた57戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミッキーブラックから3馬身半差の2着に敗北した。

10月24日、中6週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた58戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンクリックに4馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

11月21日、中3週で迎えた59戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で熊沢重文騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月26日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた60戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で熊沢重文騎手（6戦1勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウダッサイから1馬身3/4差の2着となった。

8歳（2021年）

4月17日、約3か月半の休み明けで迎えた61戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り曇/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で熊沢重文騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウダッサイから4馬身差の2着となった。

11月13日、約7か月の休み明けで迎えた62戦目は、J・G3の京都ジャンプステークス（阪神障害芝3140m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で熊沢重文騎手（8戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタガノエスプレッソに3/4馬身の差をつけて悲願の重賞初制覇を果たした。

9歳（2022年）

4月16日、約5か月の休み明けで迎えた63戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り晴/稍重）に63kgの斤量を背負って出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月29日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた64戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの魚沼ステークス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

12月24日、中7週で迎えた65戦目は、小牧加矢太騎手を鞍上に迎えて、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10歳（2023年）

3月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた66戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（9戦2勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月4日、約8か月の休み明けで迎えた67戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスのノベンバーステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。