マイネルギフト（1992年生、母エビスコトブキ）

マイネルギフト（1992年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のギャロップダイナ（当時12歳）と交配したエビスコトブキが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）カナイシスタッド。戦績は、中央平地4戦0勝、地方21戦8勝2着6回。主な勝ち鞍は1996年の一般B2。

経歴

デビュー前

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

9月9日、デビュー戦は津留千彰騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は524kg。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で津留千彰騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で津留千彰騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で津留千彰騎手（3戦0勝）。18頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

11月15日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、4歳C3ロ（三条ダート1200m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミワイルドに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月24日、連闘で迎えた6戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた7戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大枝幹也騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた8戦目は、4歳C2イ（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大枝幹也騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックアラシに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

4歳（1996年）

4月6日、約3か月の休み明けで迎えた9戦目は、一般C5イ（三条ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で大枝幹也騎手（4戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアイショットに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月13日、連闘で迎えた10戦目は、一般C4（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大枝幹也騎手（5戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードタイタンをクビ差制して1着ゴールを果たした。

5月5日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で大枝幹也騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシービーフラッグに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月22日、中1週で迎えた12戦目は、長谷川太行騎手を鞍上に迎えて、一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシービーフラッグから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月2日、中1週で迎えた13戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C1（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタツノシルバーに1馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

6月17日、中1週で迎えた14戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は大枝幹也騎手（7戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイゴウハレルに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月30日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（8戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大枝幹也騎手（9戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月11日、中3週で迎えた17戦目は、一般B2（三条ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で大枝幹也騎手（10戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサンコーハヤブサに半馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。

10月24日、中1週で迎えた18戦目は、越路賞以上（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大枝幹也騎手（11戦7勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったリワードタイタンから1馬身半差の2着となった。

11月14日、中2週で迎えた19戦目は、一般B2（三条ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大枝幹也騎手（12戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカルストンコテイジからハナ差の2着に甘んじた。

5歳（1997年）

6月2日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた20戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大枝幹也騎手（13戦7勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で大枝幹也騎手（14戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月7日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で大枝幹也騎手（15戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったブライトライトからクビ差の2着に甘んじた。

7月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大枝幹也騎手（16戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアタゴホープから4馬身差の2着に敗北した。

8月18日、中3週で迎えた24戦目は、五十嵐川賞（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で大枝幹也騎手（17戦7勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリーピナクルから3/4馬身差の2着となった。

9月23日、中4週で迎えた25戦目は、胎内特別（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で大枝幹也騎手（18戦7勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。