マイネルメリエンダ（2011年生、母ホッカイショコラ）

マイネルメリエンダ（2011年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋おやつ（西）」。毛色は栗毛。種牡馬のチーフベアハート（当時18歳）と交配したホッカイショコラが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）川向高橋育成牧場。2015年の京都金杯(ハンデG3)で3着に入った他、2014年のジュニアカップ(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川向高橋育成牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって861万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,600万円（16万×100口）で一口馬主が募集された。

和田正一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

6月30日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のリラヴァティをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

8月25日、中7週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の新潟2歳ステークス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。18頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、6着を確保した。

9月14日、中2週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの野路菊ステークス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

10月19日、中4週で迎えた4戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのいちょうステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

11月23日、中4週で迎えた5戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの京都2歳ステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって7着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた6戦目は、2歳500万下のひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

3歳（2014年）

1月5日、中2週で迎えた7戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのジュニアカップ（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、エスメラルディーナにクビ差交わされて2着となった。

1月26日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下の若竹賞（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

3月8日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳500万下の黄梅賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したパワースラッガーにアタマ差届かず2着に甘んじた。

4月6日、中3週で迎えた10戦目は、3歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のコスモエルデストを半馬身振り切ってファンの期待に応えた。

7月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の羊ヶ丘特別（札幌芝1500m 雨/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のタガノエンブレムに1馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

9月6日、中5週で迎えた12戦目は、3歳以上1600万下の長岡ステークス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。17頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたダンスアミーガ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

10月4日、中3週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の秋風ステークス（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（5戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のマジックタイムをクビ差振り切って4勝目を掴み取った。

11月30日、中7週で迎えた14戦目は、キャピタルステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

4歳（2015年）

1月4日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、ハンデG3の京都金杯（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（3戦0勝）。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

2月8日、中4週で迎えた16戦目は、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（6戦2勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

4月5日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、ハンデG3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（7戦2勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた18戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、G2のマイラーズカップ（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず最後はクラレントと並んで10着同着となった。

9月5日、約4か月半の休み明けで迎えた19戦目は、3歳以上1600万下の長岡ステークス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（8戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上1600万下の秋風ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（9戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の紅葉ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（10戦2勝）。17頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

12月6日、中4週で迎えた22戦目は、3歳以上1600万下の市川ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（11戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5歳（2016年）

1月31日、中7週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の節分ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田大知騎手（12戦2勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

4月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の春興ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田大知騎手（13戦2勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ロジチャリスに3/4馬身交わされて2着となった。

6歳（2017年）

3月19日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、4歳以上1600万下の幕張ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田大知騎手（14戦2勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の春興ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柴田大知騎手（15戦2勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上1600万下の湘南ステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦1勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

9月30日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた28戦目は、3歳以上1600万下の秋風ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

10月29日、中3週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の紅葉ステークス（東京芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

12月3日、中4週で迎えた30戦目は、3歳以上1600万下の市川ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（16戦2勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた31戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の元町ステークス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7歳（2018年）

1月13日、中3週で迎えた32戦目は、4歳以上1600万下の新春ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上1600万下の節分ステークス（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（17戦2勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

3月18日、中5週で迎えた34戦目は、4歳以上1600万下の幕張ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（18戦2勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて10着に終わった。

12月2日、約8か月半の休み明けで迎えた35戦目は、3歳以上1600万下の市川ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上1600万下の元町ステークス（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

8歳（2019年）

1月13日、中3週で迎えた37戦目は、4歳以上1600万下の新春ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の闘争心でゴールまで頑張り、5着を確保した。