アンバーユラナス（2002年生、母カルティラ）
Amber Uranus
2002.03.28
アンバーユラナス（2002年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時25歳）と交配したカルティラが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は出口 宜己。戦績は、地方14戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2005年の3歳。
経歴
デビュー前
宮下靖旨厩舎（船橋）へ入厩。
3歳（2005年）
6月24日、デビュー戦は田中力騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は471kg。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。
8月24日、中8週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。
9月23日、中3週で迎えた3戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサンウッドスピアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
10月28日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。
11月25日、中3週で迎えた5戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
12月15日、中2週で迎えた6戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたフクサンシルク決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。
4歳（2006年）
1月12日、中3週で迎えた7戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったフリートクリークをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。
2月16日、中4週で迎えた8戦目は、4歳（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、スズヨソニックに交わされて6馬身差の2着となった。
3月16日、中3週で迎えた9戦目は、4歳（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったフロステッドアイスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
5歳（2007年）
1月10日、約10か月の休養明けで迎えた10戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3四ア（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。
2月5日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったコウシュンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。
3月5日、中3週で迎えた12戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C3五ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のタマノブラボーに1馬身半の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。
4月3日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。
5月1日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3四ア（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。