タマノブラボー（2002年生、母リリースミー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、種市正孝から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2004年）

8月26日、デビュー戦は秋元耕成騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では今一つ伸び切れず3着に敗れた。

10月12日、中6週で迎えた2戦目は、平山真希騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

3歳（2005年）

4月14日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平山真希騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

5月18日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平山真希騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

6月21日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

7月20日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平山真希騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシプカクラッチュに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

8月10日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平山真希騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るキャプチャーパワーを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

4歳（2006年）

2月7日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で平山真希騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた9戦目は、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平山真希騎手（6戦1勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

4月5日、中3週で迎えた10戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で平山真希騎手（7戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

12月5日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、一般C3五イ（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で平山真希騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

12月20日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、一般C3五六（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で平山真希騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

5歳（2007年）

1月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3九十11（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で平山真希騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で平山真希騎手（11戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた15戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C3六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のピュアーラリーを3/4馬身振り切って久々に勝利を挙げた。

3月5日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は平山真希騎手（12戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったアンバーユラナスにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

3月22日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平山真希騎手（13戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

4月24日、中4週で迎えた18戦目は、須藤優騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、少し遅いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

4月30日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は平山真希騎手（14戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったピュアーラリーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5月29日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のフリルアンキュートに4馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

6歳（2008年）

3月17日、約10か月の休み明けで迎えた21戦目は、一般C3九十11（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のコブシヲニギレを3/4馬身振り切って休養明け初戦を制した。

4月28日、中5週で迎えた22戦目は、一般C3-13 14 15（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤博紀騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月27日、中3週で迎えた23戦目は、一般C3十1112（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤博紀騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したスピードマズルに半馬身届かず2着に敗北した。

10月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた24戦目は、一般C3十11（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は平山真希騎手（15戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

7歳（2009年）

3月16日、約5か月の休み明けで迎えた25戦目は、一般C3十11（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

4月27日、中5週で迎えた26戦目は、一般C3 13（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は平山真希騎手（16戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた27戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平山真希騎手（17戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3-12 13（浦和ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で平山真希騎手（18戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた29戦目は、一般C3十11（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で平山真希騎手（19戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3-11 12（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（6戦3勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く3着に敗れた。

9月9日、中9週で迎えた31戦目は、一般C3六七（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は平山真希騎手（20戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。