スピードマズル（2000年生、母オンリーメグ）

経歴

デビュー前

3歳（2003年）

1月17日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は562kg。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のラヴァーコーンをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

2月18日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のテツノサンデーに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

3月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の沈丁花特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて、最後は2着のフェードアウェイを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

6歳（2006年）

3月17日、約36か月半の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた5戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C3一ア（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出し、3着に入った。

4月6日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアルファコメットに2馬身半の差をつけて久々に勝利を挙げた。

5月4日、中3週で迎えた7戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では不撓のファイティングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のニガリに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月2日、中3週で迎えた8戦目は、一般C3一二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして突き抜け、最後は2着のシンクウラに3馬身の差をつけて優勝

7月28日、中7週で迎えた9戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（7戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた10戦目は、盆踊り特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（8戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた11戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、勝ったブモンノホマレにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

9月21日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったマルヒロジョウオーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8歳（2008年）

5月8日、約20か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた13戦目は、一般C3二ウ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた14戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3十1112（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では少しずつ前との差を詰めて、最後は2着のタマノブラボーを半馬身振り切って久方ぶりに勝利を挙げた。

6月12日、中1週で迎えた15戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C3二イ（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

7月1日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3十11（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、サーストンヘイローにクビ差交わされて2着となった。

8月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3七八九（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のファインネスに1馬身半の差をつけて8勝目を挙げた。

8月20日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月25日、中4週で迎えた20戦目は、一般C3二（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったオージアに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月16日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、一般C3三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったキャプチャーパワーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月23日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた22戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタヤスココヒメに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月20日、中3週で迎えた23戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2六アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2七アイ（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（7戦3勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

9歳（2009年）

1月8日、中3週で迎えた25戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（8戦3勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。