スズカユース（2016年生、母ユメザンマイ）
Suzuka Youth
2016.04.27
スズカユース（2016年4月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+若さ」。毛色は栗毛。種牡馬のスズカコーズウェイ（当時12歳）と交配したユメザンマイが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。2018年のフローラルカップ(牝地方重賞)に勝利した他、2018年のカーネリアン特別で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、グランド牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、永井啓弍によって1,242万円で落札された。
田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2018年）
5月23日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、サキコトレーヴォにクビ差交わされて2着に甘んじた。
6月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のユニバーサルレディに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
7月31日、中7週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、2歳オープンのカーネリアン特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったラブミージュニアに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
8月19日、中2週で迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。
9月26日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（門別ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスティールティアラを強烈な末脚で半馬身差し切って2勝目を手にした。
11月1日、中4週で迎えた6戦目は、2歳Jpn3の北海道2歳優駿（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（4戦2勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。
11月15日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のブロッサムカップ（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。
3歳（2019年）
1月5日、中6週で迎えた8戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。
4月27日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。
5月12日、中1週で迎えた10戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。
6月29日、中6週で迎えた11戦目は、服部寿希騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1200m 曇/稍重）に49kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。
7月27日、中3週で迎えた12戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。
8月11日、中1週で迎えた13戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。
9月7日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のコウギョウブライトをクビ差振り切って3勝目を手中に収めた。
9月15日、連闘で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。
4歳（2020年）
3月22日、約6か月半の休み明けで迎えた16戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢一樹騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着を確保した。
4月4日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢一樹騎手（5戦1勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。
5月16日、中5週で迎えた18戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの日吉特別（東京ダート1400m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。
7月5日、中6週で迎えた19戦目は、3歳以上2勝クラス（福島ダート1150m 曇/重）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（6戦1勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。
7月26日、中2週で迎えた20戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの知床特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいいところがなく13着に終わった。
8月1日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、3歳以上2勝クラス（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。
10月3日、中8週で迎えた22戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。
11月15日、中5週で迎えた23戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスのドンカスターカップ（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。
5歳（2021年）
1月11日、中7週で迎えた24戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、伸びてきたスーパーアキラ決め手に屈してクビ差の2着となった。
1月30日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上2勝クラスの有田特別（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。
3月7日、中4週で迎えた26戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。
3月28日、中2週で迎えた27戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 雨/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月24日、中3週で迎えた28戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。
5月23日、中3週で迎えた29戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内 曇/稍重）に出走。鞍上は大江原圭騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月21日、約3か月の休み明けで迎えた30戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月2日、中5週で迎えた31戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は黛弘人騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入り込んだ。
10月23日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上2勝クラスの新津特別（新潟ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。
6歳（2022年）
1月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた33戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黛弘人騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。
1月23日、中2週で迎えた34戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中京ダート1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。
3月27日、中8週で迎えた35戦目は、4歳以上2勝クラスの四日市特別（中京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（7戦1勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。
5月1日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた36戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。
6月4日、中4週で迎えた37戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。
デビュー前
1歳のとき、グランド牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、永井啓弍によって1,242万円で落札された。
堀内岳志厩舎（美浦）へ入厩。
6月25日、デビュー戦は原田和真騎手を鞍上に据えて、3歳以上2勝クラスの清里特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての4番ゲートからスタート。出走取消となった。
8月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた38戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの岩室温泉特別（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。
10月10日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた39戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。
2022年12月22日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。