トップタイガー（1991年生、母ライトオンタイム）

トップタイガー（1991年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノーリユート（当時13歳）と交配したライトオンタイムが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）習志野牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方17戦10勝2着4回。主な勝ち鞍は1996年の紅椿盃(B1)。

経歴

デビュー前

内田勝義厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1993年）

11月19日、デビュー戦は山崎尋美騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったザマヤヨイからクビ差の2着に甘んじた。

12月1日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎尋美騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のベニコマチに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月28日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎尋美騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のムサシボーイに2馬身半の差をつけて優勝

3歳（1994年）

4月18日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳戦のクローバー特別 1組（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎尋美騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイカツジョージをアタマ差制して勝利を手中に収めた。

5月17日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎尋美騎手（4戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアコニットボーイに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月3日、中6週で迎えた6戦目は、玉井智光騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のラジオたんぱ賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下の信濃川特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の天の川ステークス（新潟芝2200m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

9月11日、中4週で迎えた9戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の利根川特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず11着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた10戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の茨城新聞杯（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

12月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、冬至特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は山崎尋美騎手（5戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったザマヤヨイから1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（1995年）

1月19日、中2週で迎えた12戦目は、むつき特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎尋美騎手（6戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったワールドオートからクビ差の2着に甘んじた。

3月24日、中8週で迎えた13戦目は、佐々木仁騎手を鞍上に迎えて、春暖特別（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた14戦目は、春陽特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は山崎尋美騎手（7戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた15戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、メイ賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月10日、中4週で迎えた16戦目は、パイオニア特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のビーズダンサーに5馬身の差をつけて制した。

7月4日、中2週で迎えた17戦目は、高橋三郎騎手を鞍上に迎えて、ジュライ賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のビーズダンサーに4馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。

5歳（1996年）

1月21日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた18戦目は、初春特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のクリアサウンドをクビ差制して休養明け初戦をモノにした。

2月13日、中2週で迎えた19戦目は、ウインター特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のインターエベレストをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

3月18日、中4週で迎えた20戦目は、紅椿盃（川崎ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のデントロビウムに半馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月22日、中4週で迎えた21戦目は、ダイヤモンド特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカネシンザンに3馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

5月22日、中3週で迎えた22戦目は、エメラルドカップ（川崎ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマフィンから1馬身半差の2着に敗北した。