ワールドオート（1991年生、母キョウエイグレース）

ワールドオート（1991年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマジツクミラー（当時9歳）と交配したキョウエイグレースが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は大久保伊勢男。戦績は、中央平地6戦0勝2着2回、地方24戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1995年の水晶特別(B3一)。

経歴

デビュー前

岩本洋厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1993年）

11月18日、デビュー戦は甲斐年光騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は457kg。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタサンカイキョウから1馬身差の2着となった。

12月1日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で甲斐年光騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた3戦目は、久保勇騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったドルフィンボーイから7馬身差の2着となった。

3歳（1994年）

1月21日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったランドデュレンから3/4馬身差の2着に敗北した。

3月15日、中7週で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は甲斐年光騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた6戦目は、小林真治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヒヤシンス特別（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月15日、連闘で迎えた7戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は甲斐年光騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のアイリス特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で甲斐年光騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で甲斐年光騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のハルナトップに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月18日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦のライラック特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で甲斐年光騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったニホンハヤブサから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月30日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のカーネーション特別 1組（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で甲斐年光騎手（7戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月29日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦のすいれん特別 1組（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で甲斐年光騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のラベンダー特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で甲斐年光騎手（9戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月22日、中9週で迎えた14戦目は、一般C1四（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で甲斐年光騎手（10戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のビバウィングに2馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

10月19日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、一般C1二（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で甲斐年光騎手（11戦2勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のライバワカオに3馬身の差をつけて優勝

11月17日、中3週で迎えた16戦目は、根岸特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で甲斐年光騎手（12戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた17戦目は、トルコ石特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で甲斐年光騎手（13戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（1995年）

1月19日、中5週で迎えた18戦目は、むつき特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で甲斐年光騎手（14戦3勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のトップタイガーをクビ差制して4勝目を挙げた。

2月5日、中1週で迎えた19戦目は、立春特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で甲斐年光騎手（15戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた20戦目は、麗春特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で甲斐年光騎手（16戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた21戦目は、爽春特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で甲斐年光騎手（17戦4勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた22戦目は、水晶特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で甲斐年光騎手（18戦4勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のサイキョウタイムに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月25日、中2週で迎えた23戦目は、春菜特別（浦和ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は17戦連続で甲斐年光騎手（19戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた24戦目は、薫風特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は18戦連続で甲斐年光騎手（20戦5勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月16日、中8週で迎えた25戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の日高特別（札幌芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上900万下の層雲峡特別（札幌ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた27戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の潮騒特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったプリティバンビに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

8月27日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の竜飛崎特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったキョウトシチーにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

9月23日、中3週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の噴火湾特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた30戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の錦秋特別（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。