スズカロマンス（2018年生、母スズカローゼ）

経歴

デビュー前

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

1月9日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

2月27日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

6月20日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい11着に敗れた。

7月10日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見所を作れず13着に終わった。

11月16日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに37kg増やして迎えた6戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したパラダイスアレイにハナ差届かず2着に甘んじた。

4歳（2022年）

5月25日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた7戦目は、一般C20（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったリアルディールに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月7日、中1週で迎えた8戦目は、一般C16（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のサンコルテスに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月22日、中1週で迎えた9戦目は、大桑川特別（名古屋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた10戦目は、一般C11（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、バルドエースに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。