テイエムトナカイ（2012年生、母テイエムミゴテカ）

テイエムトナカイ（2012年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋トナカイ」。毛色は栗毛。種牡馬のストーミングホーム（当時14歳）と交配したテイエムミゴテカが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は日高テイエム牧場（株）。戦績は、中央平地8戦0勝、地方30戦3勝2着8回。主な勝ち鞍は2015年の3歳。

経歴

デビュー前

日吉正和厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

8月10日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場なく16着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた2戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

3歳（2015年）

1月27日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた4戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップアップル賞（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

2月14日、連闘で迎えた6戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた7戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

5月2日、中4週で迎えた10戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のシゲルユキマツリをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

5月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったラスキーヌに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6月13日、中1週で迎えた13戦目は、山口以和騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は田中純騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、パレスヘイローに交わされて2馬身差の2着となった。

7月12日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コウザンダンサーに半馬身交わされて2着となった。

7月26日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったサンベイルに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

8月8日、中1週で迎えた17戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

8月18日、中0週で迎えた18戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のスピードチュウイに5馬身の差をつけて制した。

8月29日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は田中純騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

10月3日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた22戦目は、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（9戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

11月8日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は山口以和騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、ムーンパスラブに交わされて2馬身差の2着となった。

11月22日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山口以和騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田中純騎手（10戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（11戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったベストドロップに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

4歳（2016年）

1月11日、中1週で迎えた27戦目は、ネクストジェネレーションカップ（佐賀ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は山口以和騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、ペイグラブルにクビ差交わされて2着となった。

1月30日、中2週で迎えた28戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村松翔太騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

4月3日、連闘で迎えた32戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2 41（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は村松翔太騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のアイキャンドウに1馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

4月30日、中1週で迎えた34戦目は、熊本地震被災者応援（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

5月15日、中1週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた35戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（12戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、カシノレアネスに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月28日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田中直人騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村松翔太騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

6月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた38戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。