アサヒキリ（2015年生、母アサヒカレンダー）

アサヒキリ（2015年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部と父名の一部の掛け合わせ」。毛色は鹿毛。種牡馬のカネヒキリ（当時13歳）と交配したアサヒカレンダーが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2018年の3歳。

経歴

デビュー前

蛯名利弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

9月16日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

3歳（2018年）

1月2日、中4週で迎えた6戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のトゥモローズアイを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

1月20日、中2週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の筑紫野賞（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の背振山賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のポーラスター特選（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、伸びてきたモダンクラシック決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の日峯特選（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のブライトスター特選（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた12戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の肥前特選（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったリンノゲレイロに詰め切れず、約13馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦のシャイニングスター特選（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったシアワセクルに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

6月4日、中3週で迎えた14戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーセンクラージュに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月28日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

8月2日、中4週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のあつぎブリリアントストーリー特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のファンタスティックリレーファイナル賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で矢野貴之騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた21戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、能條愛未誕生日特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた22戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、全競馬場旅打記念特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のルイカズマに3馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

11月10日、中1週で迎えた23戦目は、もみじ狩り特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

11月24日、中1週で迎えた24戦目は、小雪特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた25戦目は、木枯らし特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた26戦目は、アポちゃん特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた27戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、そだねー木下智史特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では生得の持久力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のコウユーハレワタルをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

4歳（2019年）

1月16日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて、最後は2着のクインズハリジャンを3/4馬身振り切って5勝目を掴み取った。

1月23日、連闘で迎えた29戦目は、天狗高原特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた30戦目は、にこ淵特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。