トーセンテレサ（2008年生、母トーセンサニー）

トーセンテレサ（2008年4月3日）は、日本の競走馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトーセンダンス（当時6歳）と交配したトーセンサニーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）エスティファーム。戦績は、地方18戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年のオータムライト級カップ。

経歴

デビュー前

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

7月15日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は414kg。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた2戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1000m 雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

9月9日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったマダムシュガーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月23日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小林靖幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、キミハブレイクに交わされて2馬身差の2着となった。

10月21日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小林靖幸騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のオータムライト級カップ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小林靖幸騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のジーエスキュランダに3馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

11月16日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小林靖幸騎手（6戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

3歳（2011年）

1月22日、中9週で迎えた9戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の愛Love笠松けいば第1戦（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサイキョウキヨハナに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

1月31日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のアイファーアプリルを半馬身振り切って優勝

3月15日、中5週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（4戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

5月23日、中3週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のりいしゃちゃんお誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で東川公則騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月5日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

10月5日、中3週で迎えた17戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤裕人騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。