ダイショウフローラ（1998年生、母グレートルーラー）

ダイショウフローラ（1998年5月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時9歳）と交配したグレートルーラーが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）静内酒井牧場。戦績は、中央平地25戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、静内酒井牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、小林量によって367.5万円で落札された。

柄崎孝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

1月28日、デビュー戦は横山賀一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では超凡な末脚を披露し、5着に入り込んだ。

2月4日、連闘で迎えた2戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

3月4日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず10着に敗れた。

4月29日、中7週で迎えた4戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では電光石火の末脚を披露し、3着に入った。

5月20日、中2週で迎えた5戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。18頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に敗れた。

6月24日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で柄崎将寿騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた8戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、6着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は柄崎将寿騎手（3戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャコーレモンからクビ差の2着に惜敗した。

9月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（4戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユウサンハッピーに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2002年）

3月10日、約6か月半の休養明けで迎えた11戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

4月28日、中6週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月3日、連闘で迎えた13戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月2日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい17着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた15戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

9月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

5歳（2003年）

3月22日、約6か月半の休み明けで迎えた17戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、最後はヒヤマクインダムと並んで5着同着となった。

5月3日、中3週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月24日、約3か月半の休み明けで迎えた21戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた22戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の礼文特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

11月3日、中4週で迎えた24戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず13着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下（京都芝1600m 外回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では全く伸びず18着に終わった。