フジマサジャンボ（2012年生、母チューベローズ）

フジマサジャンボ（2012年3月18日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋超大型」。毛色は青鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時15歳）と交配したチューベローズが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は斉藤スタッド。主な勝ち鞍は2014年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、斉藤スタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、藤原正一によって546万円で落札された。

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

9月28日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。17頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のファインライナーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦1勝）。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

3歳（2015年）

1月4日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた4戦目は、3歳オープンのクロッカスステークス（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

3月14日、中5週で迎えた5戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に敗れた。

7月4日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（5戦1勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

8月16日、中5週で迎えた7戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。15着に敗れた。

9月26日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は江田照男騎手（6戦1勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい16着に終わった。

11月7日、中5週で迎えた9戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

12月30日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、スノーフレーク特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

4歳（2016年）

1月12日、中1週で迎えた11戦目は、白富士賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた12戦目は、春雷特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井竜一騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた13戦目は、キャピタルステッキ賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井竜一騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた14戦目は、陽炎特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井竜一騎手（4戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた15戦目は、りょうけん座特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉井竜一騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた16戦目は、晩春特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉井竜一騎手（6戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた17戦目は、小林拓未騎手を鞍上に迎えて、おうし座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた18戦目は、てんびん座特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林拓未騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず13着に終わった。

5歳（2017年）

2月16日、約8か月半の休養明けで迎えた19戦目は、一般C1六七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林拓未騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小林拓未騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はタレてしまい12着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1四五六（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小林拓未騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

4月19日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小林拓未騎手（5戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林拓未騎手（6戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で小林拓未騎手（7戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6月9日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1四五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小林拓未騎手（8戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で小林拓未騎手（9戦0勝）。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小林拓未騎手（10戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1八九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で小林拓未騎手（11戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、勝ったコウギョウダニエルにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

8月13日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で小林拓未騎手（12戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で小林拓未騎手（13戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で小林拓未騎手（14戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた32戦目は、オフト伊勢崎賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で小林拓未騎手（15戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく13着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた33戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で小林拓未騎手（16戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で小林拓未騎手（17戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で小林拓未騎手（18戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた36戦目は、トナカイ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で小林拓未騎手（19戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた37戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、本日は全式別払戻率80%賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着を確保した。

6歳（2018年）

1月22日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた38戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（大井ダート1200m 雪/重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったサノルアにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

2月20日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた39戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2一二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のソレイユブリールを半馬身振り切って久々に美酒を浴びた。

3月30日、中4週で迎えた40戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、本馬場お披露目バスツアー賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた41戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、トゥインクルイッテクルラッキーナイト賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた42戦目は、初鰹賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた44戦目は、一般C1六七八（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。