タケデンハルカゼ（1993年生、母タケデンポールド）

タケデンハルカゼ（1993年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドマサユキ（当時13歳）と交配したタケデンポールドが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）安藤牧場。戦績は、中央平地22戦0勝2着1回、地方16戦3勝。主な勝ち鞍は1997年のフレンドリースパー特別(B2)。

経歴

デビュー前

元石孝昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

6月16日、デビュー戦は吉永護騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。17頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のリマインドシルクに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月15日、中5週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

10月24日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は吉永護騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

11月30日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

4歳（1997年）

1月23日、中7週で迎えた9戦目は、フレンドリースパー特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエーピーファノースに半馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

2月23日、中3週で迎えた10戦目は、5歳以上900万下の鎌ケ谷特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（5戦0勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（6戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の舞浜特別（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（7戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の鎌倉特別（東京ダート1600m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で吉永護騎手（8戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

6月7日、中3週で迎えた14戦目は、津留千彰騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の日吉特別（東京ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

7月31日、中7週で迎えた15戦目は、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月6日、中4週で迎えた16戦目は、増沢由貴子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた17戦目は、マルチフェア特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は吉永護騎手（9戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた19戦目は、フレンドリーサドル特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（6戦2勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月8日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（10戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

11月15日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（11戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、ジョウノリーダーに交わされて1馬身半差の2着となった。

12月4日、中2週で迎えた22戦目は、マルチホース特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のタカリーフに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月21日、中1週で迎えた23戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のハッピーエンドカップ（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

5歳（1998年）

1月18日、中3週で迎えた24戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は吉永護騎手（12戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着を確保した。

2月8日、中2週で迎えた25戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（13戦0勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた26戦目は、5歳以上900万下の鎌ケ谷特別（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（14戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた27戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉永護騎手（15戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に敗れた。

5月10日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の鎌倉特別（東京ダート1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で吉永護騎手（16戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた29戦目は、5歳以上900万下の秋川特別（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉永護騎手（17戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に終わった。

9月15日、約3か月半の休み明けで迎えた30戦目は、溝邉悦代騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のながつき特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

11月27日、中9週で迎えた31戦目は、雪岳山特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で溝邉悦代騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた32戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、クリスマスキャロル賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。

6歳（1999年）

1月29日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、ハンデ戦のガーネット特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は溝邉悦代騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた34戦目は、ハンデ戦のアメジスト特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で溝邉悦代騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では稟性の闘争本能でゴールまでタレずに走り切り、5着を確保した。

3月17日、中3週で迎えた35戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、’99フレンドリースパー特別（5）（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

5月21日、中8週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた36戦目は、ハンデ戦の夏木立特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた37戦目は、ハンデ戦の水無月特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（8戦3勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた38戦目は、一般B2二（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（9戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。