マツエータイガー（1993年生、母タイガーキツト）

マツエータイガー（1993年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のシナノリンボー（当時18歳）と交配したタイガーキツトが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は池田牧場。戦績は、地方46戦10勝2着8回。主な勝ち鞍は1998年のアラ系一般B。

経歴

デビュー前

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1995年）

7月12日、デビュー戦は広森久雄騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（旭川ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で広森久雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったマウントムサシから3/4馬身差の2着に敗北した。

9月21日、中7週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で広森久雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のセンコーホーマーに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1996年）

7月2日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、アラ系一般D（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で広森久雄騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系一般D（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で広森久雄騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月27日、中5週で迎えた6戦目は、アラ系一般D（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で広森久雄騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアオイキングから半馬身差の2着となった。

9月24日、中3週で迎えた7戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったステディキングからアタマ差の2着に甘んじた。

10月8日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系一般D（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったブイブレーションから1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（1997年）

7月28日、約10か月の休養明けで迎えた9戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた10戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（上山ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカツヨシから3/4馬身差の2着となった。

8月31日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C1イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C1イ（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイダイドウに7馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

9月30日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般B2（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルカミスイグンに3馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

10月26日、中3週で迎えた14戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2（上山ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のルビーパリスに3馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

11月10日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般B2（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のグレイトヴァラに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月23日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般B（上山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（1998年）

1月5日、中5週で迎えた17戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアラタマインデアンをクビ差制して勝利を手に入れた。

4月5日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るフジハイエースを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

4月20日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた20戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキノパレードに7馬身の差をつけて8勝目を手にした。

5月19日、中1週で迎えた21戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、リードを2馬身以上保って、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホマレドンに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月14日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グランドセンプウに交わされて2馬身差の2着となった。

7月12日、中3週で迎えた24戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハヤテヒーローにハナ差交わされて2着となった。

8月24日、中3週で迎えた26戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた27戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフジハイエースに1馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

10月4日、中1週で迎えた28戦目は、手取賞（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた29戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山中利夫騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は米倉知騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた32戦目は、さざんか賞（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた34戦目は、ルビー特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハヤテクロガネオーに3/4馬身交わされて2着となった。

6歳（1999年）

4月4日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、卯月特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた36戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は米倉知騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた37戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた38戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた39戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた40戦目は、オパール特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた41戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（11戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

11月3日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた42戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

11月16日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた43戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた44戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた45戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた46戦目は、アラ系一般B（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。