クリノキンバリー（2007年生、母リャマーダ）

クリノキンバリー（2007年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ドラマの登場人物名」。毛色は鹿毛。種牡馬のマルカダイシス（当時14歳）と交配したリャマーダが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は徳重正幸。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回、地方25戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、徳重正幸から「九州1歳市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、徳重正幸から「九州トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、栗本博晴によって346.5万円で落札された。

高橋隆厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

8月1日、デビュー戦は高橋亮騎手を鞍上に据えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は408kg。18頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋亮騎手（2戦0勝）。17頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋亮騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋亮騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋亮騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って11着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は7戦連続で高橋亮騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

11月22日、中1週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で高橋亮騎手（7戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

12月26日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、2歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で高橋亮騎手（8戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったミッキーデジタルに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3歳（2010年）

1月10日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高橋亮騎手（9戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で高橋亮騎手（10戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

2月23日、中3週で迎えた12戦目は、3歳オープンのたんぽぽ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で高橋亮騎手（11戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で高橋亮騎手（12戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で高橋亮騎手（13戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

8月8日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた15戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で高橋亮騎手（14戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

9月4日、中3週で迎えた16戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で高橋亮騎手（15戦0勝）。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい16着に終わった。

10月12日、中4週で迎えた17戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、山茶花特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

11月2日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた18戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C1（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた19戦目は、晩秋特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた20戦目は、烈風スプリント（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、3着に入った。

4歳（2011年）

1月4日、中3週で迎えた21戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、松竹梅特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた22戦目は、初鷹スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

4月29日、中8週で迎えた25戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、ノーザンホースパーク特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた26戦目は、Aiba静内祭特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

6月8日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、室蘭白鳥大橋特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

6月23日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた28戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、ホクレンえん麦特別（門別ダート1200m 雨/良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた29戦目は、道の駅「樹海ロード日高」特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は小国博行騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた30戦目は、メイショウボーラー賞（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた31戦目は、桔梗特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

8月9日、連闘で迎えた32戦目は、マイネルラヴ賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

8月16日、連闘で迎えた33戦目は、BTC利用者振興会特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた34戦目は、「がんばれ!ホッカイドウ競馬」特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた35戦目は、さっぽろハーベストランド収穫祭特別（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

10月4日、中3週で迎えた36戦目は、一般C1-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

10月11日、連闘で迎えた37戦目は、よい食笑味ちゃん特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた38戦目は、山茶花特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小嶋久輝騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた39戦目は、ソングオブウインド賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小嶋久輝騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた40戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。