キクカエクセル（1995年生、母ワールドタイテエム）

経歴

デビュー前

栗原清厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1998年）

11月27日、デビュー戦は多田義則騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は478kg。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセイウントウカイに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月17日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で多田義則騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（1999年）

1月27日、中5週で迎えた3戦目は、5歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で多田義則騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のナスノヴィーナスを半馬身振り切って2勝目をマークした。

2月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、5歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で多田義則騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったグルーヴフォンテンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月16日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から13kg戻して迎えた5戦目は、一般C3七八（船橋ダート1400m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で多田義則騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったガッドリフレインに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6歳（2001年）

5月29日、約18か月半の休み明けで迎えた6戦目は、一般C3九ウ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で多田義則騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミルメーカーに4馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。

6月15日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で多田義則騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサマープレゼントに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月27日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3八（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で多田義則騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキキョウを目の覚めるような末脚で3/4馬身差し切って勝利を手に入れた。

7歳（2002年）

4月17日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、一般C3六イ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で多田義則騎手（8戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月10日、中7週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた10戦目は、一般C3五イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で多田義則騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のダイヤモンドマークをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

6月26日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3四ア（船橋ダート1400m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で多田義則騎手（10戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

8月27日、中8週で迎えた12戦目は、一般C3七イ（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で多田義則騎手（11戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、伸びてきたパラダイスワン決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

9月18日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で多田義則騎手（12戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3三（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で多田義則騎手（13戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

11月7日、中4週で迎えた15戦目は、一般C3四ア（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で多田義則騎手（14戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

12月3日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3三イ（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で多田義則騎手（15戦6勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

8歳（2003年）

1月21日、中6週で迎えた17戦目は、一般C3五イ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で多田義則騎手（16戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で多田義則騎手（17戦6勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、伸びてきたノムラシガー決め手に屈してクビ差の2着となった。