フレアリングクイン（2003年生、母フレアリングアロー）

フレアリングクイン（2003年2月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋女王」。毛色は青鹿毛。種牡馬のジェニュイン（当時11歳）と交配したフレアリングアローが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は山口明彦。戦績は、中央平地10戦0勝、地方38戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年のカーネーション特別(一般B2)。

経歴

デビュー前

本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

7月16日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた3戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

9月18日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（2戦0勝）。17頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

10月29日、中2週で迎えた6戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた7戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

12月25日、中5週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は高山太郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

3歳（2006年）

1月28日、中4週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

12月10日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた11戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、一般C2-1（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2007年）

1月3日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2-1（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2-1（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月21日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2-6イ（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた15戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2-1（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた16戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2-1（福山ダート1250m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月3日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2-5イ（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2-2（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた19戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、広島県馬主会会長賞（福山ダート1800m 雨/重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、マーガレット特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフォーシングスから1馬身差の2着となった。

5月27日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた21戦目は、カーネーション特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキカンハダに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月9日、中1週で迎えた22戦目は、川崎三鷹製薬賞（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドパステルから半馬身差の2着に敗北した。

7月1日、中2週で迎えた23戦目は、さるすべり特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた24戦目は、あさがお特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で周藤直樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた25戦目は、門別町農業協同組合長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で周藤直樹騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた26戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、サルビア特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキカンハダから3馬身差の2着となった。

9月16日、中4週で迎えた27戦目は、まんじゅしゃげ特別（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた28戦目は、ほととぎす特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた29戦目は、りんどう特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた30戦目は、藤袴特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた31戦目は、広島県馬主会会長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月24日、中2週で迎えた32戦目は、ヒイラギ特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2008年）

1月6日、中1週で迎えた33戦目は、千両特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月11日、中4週で迎えた34戦目は、沈丁花特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた35戦目は、さざんか賞（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた36戦目は、草戸千軒賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2-1（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月4日、中4週で迎えた38戦目は、すずらん特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（12戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月24日、中2週で迎えた39戦目は、芍薬特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（13戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャンペーンガールから2馬身半差の2着となった。

6月8日、中1週で迎えた40戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、仙酔島特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

6月21日、中1週で迎えた41戦目は、ざくろの花特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた42戦目は、ラ・ムソン・カフェ特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドコガネをアタマ差制して2勝目を収める

7月20日、中1週で迎えた43戦目は、さるすべり特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（14戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月15日、中3週で迎えた44戦目は、門別町農業協同組合長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（15戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月27日、中5週で迎えた45戦目は、りんどう特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（16戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナムラマッハから約13馬身差の2着となった。

10月13日、中1週で迎えた46戦目は、おみなえし特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で周藤直樹騎手（17戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月2日、中2週で迎えた47戦目は、広島県馬主会会長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で周藤直樹騎手（18戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた48戦目は、いちょう特別（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は岡崎準騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。