レオプルミエール（2020年生、母ジュトゥヴ）

レオプルミエール（2020年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+最高の(仏)」。毛色は栗毛。種牡馬のレオアクティブ（当時11歳）と交配したジュトゥヴが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷口牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方13戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2023年の一般C10。

経歴

デビュー前

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

3月18日、デビュー戦は水沼元輝騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1200m 小雨/重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は432kg。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では閃光の如き末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

4月8日、中2週で迎えた2戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は勢いを失って12着に敗れた。

5月13日、中4週で迎えた3戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。

7月9日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月16日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したシルバーダイヤを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月5日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

2023年8月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月22日、中6週で迎えた7戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた8戦目は、一般C11（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた9戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、祝とみずし41周年記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた10戦目は、一般C12（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた11戦目は、一般C11（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では電光石火の末脚を繰り出し、3着に入った。

12月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のトップガンを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2024年）

1月3日、中2週で迎えた13戦目は、名古屋グルメ帝王杯（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、モーニングビーチに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

1月19日、中1週で迎えた14戦目は、茂木忍さん卒業記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた16戦目は、一般B10（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（8戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたオウケントップ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

2月22日、連闘で迎えた17戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で大畑雅章騎手（9戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のチームケミストリーに2馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

3月1日、連闘で迎えた18戦目は、いがまんじゅう賞（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で大畑雅章騎手（10戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた19戦目は、ペガサス座特別（名古屋ダート920m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で大畑雅章騎手（11戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リアルエッジに交わされて2馬身半差の2着となった。