ジュエルリング（2008年生、母サンシャインタイム）

ジュエルリング（2008年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「宝石＋指輪」。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャン（当時20歳）と交配したサンシャインタイムが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）東栄牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方36戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年のルーキーステージ。

経歴

デビュー前

東眞市厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2010年）

6月27日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。馬体重は455kg。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシャンゼリゼローズに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月11日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のハニーストーンを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

8月14日、中4週で迎えた3戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

9月19日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったウルトラカイザーに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月3日、中1週で迎えた5戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアルデバラン賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のキングを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

10月22日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた6戦目は、2歳地方重賞の九州ジュニアグランプリ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月21日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた7戦目は、2歳KJ1の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦のカペラ賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（6戦2勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったリリーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3歳（2011年）

1月23日、中5週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳KJ3の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月14日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた10戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 小雨/重）に出走。17頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

3月20日、中4週で迎えた11戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、ブラッドストーン特別（佐賀ダート1800m 雨/不良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳KJ1のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

7月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から19kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は山口勲騎手（8戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（9戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のホーカーハンターに2馬身半の差をつけて制した。

7月24日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（10戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヒカリバレンシアを鬼脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて制した。

8月14日、中2週で迎えた16戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

10月16日、中8週で迎えた17戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、爽秋賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた18戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、長崎街道山家宿賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた19戦目は、ブリリアントカップ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた20戦目は、2011ファイナルレース（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

4歳（2012年）

1月8日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた22戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、紅梅賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた23戦目は、立春賞（佐賀ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

3月3日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、陽春賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

4月15日、中5週で迎えた25戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（5戦1勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

6月4日、中1週で馬体重を前走から34kg減らして迎えた28戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、ヘラクレス座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた29戦目は、天の川特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた30戦目は、笹の葉賞（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾崎章生騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

7月11日、連闘で迎えた31戦目は、一般B2（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾崎章生騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

7月18日、連闘で迎えた32戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾崎章生騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた33戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、ききょう特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は尾崎章生騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた35戦目は、打ち水賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた36戦目は、B級チャンピオン（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾崎章生騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた37戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾崎章生騎手（8戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた38戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で尾崎章生騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。