リリー（2008年生、母スプリングオーロラ）

リリー（2008年4月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「人名愛称、ゆりの花」。毛色は青鹿毛。種牡馬のスキャターザゴールド（当時11歳）と交配したスプリングオーロラが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は鎌田孝一。戦績は、中央平地1戦0勝、地方69戦17勝2着11回。2011年の荒尾ダービー(KJ3)に勝利した他、2015年の開聞岳賞(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

小野望厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

6月17日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は436kg。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のストレングスをハナ差振り切って初白星を挙げた。

7月21日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって6着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

9月23日、中6週で迎えた4戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた5戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のサンライズカップ（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのタニノギムレット賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのヤングチャレンジカップ2（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強い精神力で最後まで踏ん張ったが、サントメジャーに交わされて1馬身半差の2着となった。

12月11日、中4週で迎えた8戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のカペラ賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジュエルリングに5馬身の差をつけて順当に勝利した。

3歳（2011年）

1月23日、中5週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳KJ3の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒシダイアナに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

2月20日、中3週で迎えた10戦目は、3歳KJ3の飛燕賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったヒシダイアナに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月21日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、長く末脚を持続させて、最後は2着のコスモマークンに1馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

4月18日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳KJ1のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったマンボビーンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5月1日、中1週で迎えた13戦目は、3歳KJ3の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（5戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のキャンベルに約18馬身の大差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月15日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上B2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で鮫島克也騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のカズノミラクルに3馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

6月6日、中2週で迎えた15戦目は、3歳KJ1のDW2011九州ダービー栄城賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で鮫島克也騎手（7戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

7月31日、中7週で迎えた16戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の筑紫特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず14着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた17戦目は、葉月特別（佐賀ダート1400m 曇/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は鮫島克也騎手（8戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

11月26日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、霜月特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（9戦4勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、リネンハイブリットに交わされて2馬身半差の2着となった。

12月17日、中2週で迎えた19戦目は、師走特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（10戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

4歳（2012年）

1月4日、中2週で迎えた20戦目は、新春特別（佐賀ダート1750m 雪/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（11戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアドマイヤカヤージに5馬身の差をつけて6勝目を手にした。

2月4日、中3週で迎えた21戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、梅花特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

6月24日、約4か月半の休養明けで迎えた22戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、なでしこ特別（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた23戦目は、ラベンダー特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（12戦5勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい5着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた24戦目は、カンナ特別（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（13戦5勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、ハンコックにクビ差交わされて2着となった。

8月15日、中3週で迎えた25戦目は、佐賀西部コロニー協賛向日葵特別（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のリネンハイブリットに1馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。

8月26日、中1週で迎えた26戦目は、あさがお特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（14戦5勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のコアレスオリオンに1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月9日、中1週で迎えた27戦目は、もみじ特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（15戦6勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のコートデュローヌをアタマ差振り切って断然の支持に応えた。

9月29日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は吉田順治騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアティロンに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月13日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアティロンに6馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

12月1日、中4週で迎えた31戦目は、シクラメン賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、マイウエイに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2013年）

1月4日、中4週で迎えた32戦目は、有明海特別（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（6戦3勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

1月26日、中2週で迎えた33戦目は、地方重賞の球磨川賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったグランデスバルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

2月9日、中1週で迎えた34戦目は、地方重賞の唐津湾賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

3月16日、中4週で迎えた35戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、菜の花賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったグレイホークをハナ差捉え切れず2着に甘んじた。

4月19日、中4週で迎えた36戦目は、エクセレントカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた37戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（16戦7勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったキリシマウイングに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月16日、中1週で迎えた40戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、黒髪山特別（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた41戦目は、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた42戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、大分川特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた43戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

9月28日、中8週で迎えた44戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

10月19日、中2週で迎えた45戦目は、地方重賞の玄界灘賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた46戦目は、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のリネンハイブリットを半馬身振り切って優勝

11月30日、中2週で迎えた47戦目は、シクラメン賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で岩永千明騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシゲルサクランボに1馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

12月22日、中2週で迎えた48戦目は、もみの木賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で岩永千明騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のサンライズクラウドに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6歳（2014年）

1月4日、中1週で迎えた49戦目は、福寿草賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で岩永千明騎手（5戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマイネルユリウスに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月26日、中2週で迎えた50戦目は、地方重賞の球磨川賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で岩永千明騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、マコトタンホイザーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

2月15日、中2週で迎えた51戦目は、プロミネントカップ（佐賀ダート1400m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で岩永千明騎手（7戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のコパノエクスプレスに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月17日、約3か月の休み明けで迎えた52戦目は、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で岩永千明騎手（8戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天与の負けじ魂を発揮して諦めることなく走り切ったが、3着に終わった。

10月19日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた53戦目は、シャングリラカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岩永千明騎手（9戦5勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

11月8日、中2週で迎えた54戦目は、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（17戦7勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた55戦目は、小雪賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（10戦5勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた56戦目は、初霜賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（11戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた57戦目は、地方重賞の中島記念（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（12戦5勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

7歳（2015年）

1月4日、連闘で迎えた58戦目は、地方重賞の大分川賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（18戦7勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

3月8日、中8週で迎えた59戦目は、地方重賞の春望賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（13戦5勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた60戦目は、地方重賞のすみれ賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（14戦5勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

4月26日、中4週で迎えた61戦目は、地方重賞の由布岳賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（15戦5勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた62戦目は、カーネーション特別（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩永千明騎手（16戦5勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた63戦目は、3歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩永千明騎手（17戦5勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた64戦目は、地方重賞の開聞岳賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で岩永千明騎手（18戦5勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のウインサーガをハナ差振り切って勝利数を17に伸ばす

7月4日、中3週で迎えた65戦目は、地方重賞の文月賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で岩永千明騎手（19戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた66戦目は、向日葵特別（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で岩永千明騎手（20戦6勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた67戦目は、里帰りジョッキーズカップホームタウンカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた68戦目は、あさがお特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた69戦目は、白詰草賞（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は岩永千明騎手（21戦6勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた70戦目は、3歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（22戦6勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。