キリシマウイング（2007年生、母フリーダムウイング）

キリシマウイング（2007年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のノボジャック（当時10歳）と交配したフリーダムウイングが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は宮崎県、生産者は土屋修孝。戦績は、中央平地18戦0勝、地方35戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の大隅特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、土屋修孝から「九州1歳市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

柴田政見厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

8月1日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。18頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、6着に終わった。

8月29日、中1週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。17頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に敗れた。

10月10日、中5週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で松山弘平騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

11月22日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松山弘平騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた7戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

3歳（2010年）

1月20日、中3週で迎えた8戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若菜賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のダブルスコアに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月23日、中4週で迎えた9戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのたんぽぽ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月24日、中8週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

5月23日、中3週で迎えた11戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

11月24日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、古太尽特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

12月26日、中4週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

4歳（2011年）

2月2日、中4週で迎えた14戦目は、初花月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のエスデイブレイクに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

2月20日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松山弘平騎手（8戦1勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

4月9日、中6週で迎えた16戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1000万下（阪神ダート1200m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

7月16日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

8月11日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、大隅特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のネオスペチアーレに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月24日、中1週で迎えた19戦目は、霧島賞（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月2日、中5週で迎えた20戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺薫彦騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

10月30日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上1000万下（京都芝1400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺薫彦騎手（5戦1勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。

11月26日、中3週で迎えた22戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺薫彦騎手（6戦1勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた23戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

5歳（2012年）

2月11日、中6週で迎えた24戦目は、花田大昂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1000万下（京都ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

4月15日、中8週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた25戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、六角川特別（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた26戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、周防灘特別（佐賀ダート1750m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた27戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、錦江湾特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた28戦目は、北山湖特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は川島拓騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた29戦目は、遠賀川特別（佐賀ダート1750m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず3着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた30戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、大隅特別（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた31戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、大淀川特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた32戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、池田湖特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた33戦目は、志布志湾特別（佐賀ダート1800m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は村松翔太騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は川島拓騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

12月1日、中4週で迎えた37戦目は、シクラメン賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は村松翔太騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた38戦目は、日向灘特別（佐賀ダート2000m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は岩永千明騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

6歳（2013年）

1月4日、中2週で迎えた39戦目は、有明海特別（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた40戦目は、地方重賞の球磨川賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて7着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた41戦目は、地方重賞の唐津湾賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で岩永千明騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた42戦目は、セントポーリア賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で岩永千明騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のキャプテンマジンに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

3月16日、中2週で迎えた43戦目は、菜の花賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で岩永千明騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月19日、中4週で迎えた44戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、エクセレントカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた45戦目は、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして抜け出し、最後は2着のマイネサブリナに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月19日、中1週で迎えた46戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、錦江湾特別（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸び脚で驀進したが、エスワンプリンスに交わされて1馬身差の2着となった。

5月31日、中1週で迎えた47戦目は、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のリリーに2馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

6月15日、中1週で迎えた48戦目は、地方重賞の水無月賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

7月15日、中3週で迎えた49戦目は、大隅特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7歳（2014年）

5月17日、約10か月の休養明けで迎えた50戦目は、3歳以上A2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた51戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、夕日に愛されたまち玄海町賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

6月28日、中3週で迎えた52戦目は、地方重賞の遠賀川賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は岩永千明騎手（7戦1勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた53戦目は、えびの特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。