アサイチバン（1997年生、母タキノフアンタジー）

経歴

デビュー前

当歳のとき、寺島進から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、主取によって円で落札された。1歳のとき、寺島進から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、上島牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、レースホース渡辺によって641.55万円で落札された。

林正夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

6月3日、デビュー戦は桜井拓章騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は484kg。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月9日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月24日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月5日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桜井拓章騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。3着に入った。

8月26日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で桜井拓章騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で桜井拓章騎手（6戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた8戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンブリカから1馬身半差の2着となった。

10月13日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた10戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタカシマダンディに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月11日、中3週で迎えた11戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシンビジウム特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

3歳（2000年）

1月11日、中3週で迎えた12戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの’00ゴールデンステッキ賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

4月12日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

7月9日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた14戦目は、佐宗応和騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のからたち特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた15戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐宗応和騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた16戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のミリオンヒットを3/4馬身振り切って2勝目を獲得した。

8月28日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の鳳仙花特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るウィンスキャナーを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って3勝目をつかんだ。

9月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1一（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（3戦2勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、4着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた20戦目は、オリオン座特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（4戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

11月4日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、郷間隆騎手を鞍上に迎えて、ファイナルナイト賞（大井ダート1700m 曇/重）に出走。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月8日、中4週で迎えた22戦目は、一般B3五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したシルバーボーラーを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

12月28日、中2週で迎えた23戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（6戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

4歳（2001年）

1月17日、中2週で迎えた24戦目は、迎春特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（7戦2勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に敗れた。

2月17日、中3週で迎えた25戦目は、白富士特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（8戦2勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

5月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた26戦目は、スターロード賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（9戦2勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

6月26日、中6週で迎えた27戦目は、こと座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は郷間隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

8月23日、中7週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた28戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、海原特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた29戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の新涼特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の東金特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

11月23日、中5週で迎えた31戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた32戦目は、トルコ石特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

5歳（2002年）

3月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた33戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月25日、中4週で迎えた34戦目は、4歳以上A1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

5月5日、中0週で迎えた35戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた36戦目は、南光ひまわりの郷特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上A2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた38戦目は、グリーンエコー笠形特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。