ラブイズサンダー（2000年生、母ハセノシャンバラ）

ラブイズサンダー（2000年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋雷」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンデーウェル（当時8歳）と交配したハセノシャンバラが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は落合一己。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回、地方14戦3勝。主な勝ち鞍は2004年の4歳以上A3-3。

経歴

デビュー前

梅内忍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

10月6日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

10月19日、中1週で迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（京都ダート1200m 雨/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したビッグロンドンを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

10月26日、連闘で迎えた3戦目は、2歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい8着に敗れた。

12月7日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

3歳（2003年）

1月11日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田浩一騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップパイナップル賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦のグリーンカップ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

7月5日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、5着を確保した。

7月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（6戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（7戦0勝）。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

8月23日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（8戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（9戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

9月28日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で熊沢重文騎手（10戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

11月13日、中6週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた16戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、東浦町子午線最南端特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた17戦目は、ニッカン菊園特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のバンブーラツィオをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2004年）

5月3日、約5か月半の休み明けで迎えた18戦目は、新冠町レ・コード館特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパープルシャドウに4馬身の差をつけて久しぶりの実戦を制した。

5月18日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上A3-3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジャックブーケに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月13日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、やしろメジロ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月10日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上A2-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

9月1日、中2週で迎えた22戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

5歳（2005年）

5月31日、約9か月の休み明けで迎えた23戦目は、3歳以上A3-2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（4戦3勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた24戦目は、静御前特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（5戦3勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

9月14日、約3か月の休養明けで迎えた25戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、スターオブコジーン賞（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月27日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、JAユース「絆」特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた27戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、日高獣医師会特別（門別ダート2000m 晴/不良）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。13着に終わった。