タガジヨオー（1982年生、母フタバトウコー）

タガジヨオー（1982年3月23日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハビトニー（当時8歳）と交配したフタバトウコーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地15戦6勝2着2回、地方25戦5勝2着6回。1988年の北九州記念(G3)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

4歳（1986年）

1月27日、飛鳥山特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は内田勝義騎手。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月11日、フエブラリーハンデ特別（川崎ダート1600m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田勝義騎手。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月28日、新緑特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田勝義騎手。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月18日、ジューンハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月7日、七夕賞（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は金子正彦騎手。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月17日、ジュライハンデ特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は佐々木仁騎手。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月15日、一般A2 B1（盛岡ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は佐藤雅彦騎手。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のローズスワローに4馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

9月1日、一般A1 A2（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラススムから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月16日、4歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は原田聖二騎手。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

11月29日、4歳以上900万下の逆瀬川特別（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上はP.エデリー騎手。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のウエスタンペールをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

12月14日、4歳以上900万下の尾張特別（中京芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は原田聖二騎手。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

5歳（1987年）

1月6日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の万葉ステークス（京都芝3000m 外回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

2月1日、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月21日、4歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は塩村克己騎手。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のジョーカイラスをクビ差振り切ってトップでゴールを駆け抜けた。

12月27日、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシンマドンナに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6歳（1988年）

1月10日、5歳以上900万下（京都ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るハギノアルバトロスを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手にした。

3月26日、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

4月10日、5歳以上900万下の姫路特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は塩村克己騎手。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

5月14日、ハンデ戦で5歳以上900万下の白川特別（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったタマミツテルに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月28日、5歳以上900万下の生田特別（阪神芝2500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、マイオブセイダイに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月18日、ハンデ戦で5歳以上900万下の寒狭川特別（中京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で塩村克己騎手。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

7月9日、5歳以上900万下の木曽川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で塩村克己騎手。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のモリュウアンバーに1馬身の差をつけてトップでゴールに入った。

8月7日、G3の北九州記念（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は清水英次騎手。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のタマモハッピーを半馬身振り切って勝利を掴み取った。