キャンディウイン（2009年生、母シュヴァルツ）

キャンディウイン（2009年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のルールオブロー（当時8歳）と交配したシュヴァルツが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）槇本牧場。戦績は、地方45戦2勝2着2回。2012年のエフケイバ成田オープン記念で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

山田和久厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2011年）

8月16日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したマリアサンシャインを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

9月1日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のタキノアクトレスに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月21日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

9月28日、連闘で迎えた4戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

10月27日、中3週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（3戦1勝）。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのザール賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

3歳（2012年）

1月10日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。

2月7日、中3週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

2月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中野省吾騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中野省吾騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた11戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

5月29日、中9週で迎えた12戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のグランセブンシーズをアタマ差振り切って2勝目をマークした。

7月19日、中3週で迎えた14戦目は、3歳オープンのエフケイバ成田オープン記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、ロイヤルファミリーに3/4馬身交わされて2着となった。

8月9日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のトマト特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

9月4日、中3週で迎えた16戦目は、3歳戦の有りの実特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定3歳戦のコスモス賞（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1四五（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（7戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

4歳（2013年）

1月8日、中9週で迎えた20戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。

1月28日、中2週で迎えた21戦目は、田中一郎定年退職記念（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（8戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2三四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田中力騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、3着を確保した。

3月11日、中4週で迎えた23戦目は、ありがとう!!中山富雄さん退職記念!!（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

3月18日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2三四（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中力騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2一二（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中力騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた26戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、強羅特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた27戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、加賀友禅まつり特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた28戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、百万石行列特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた29戦目は、兼六園・ホタルの舞特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた30戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定地方重賞の読売レディス杯（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた31戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、名舟大祭特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず12着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた32戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、金沢ゆめ街道特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

8月20日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた33戦目は、トライアスロン・珠洲特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

9月3日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた34戦目は、柳田大祭特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で服部大地騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

10月1日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた35戦目は、ほうらい祭り特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた36戦目は、石川県畜産協会長賞（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は寺地誠一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた37戦目は、日高軽種馬農業協同組合協賛HBA組合長杯（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は服部大地騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた38戦目は、食い初めかにまつり特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた39戦目は、一般B1二（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で服部大地騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた40戦目は、金沢芸妓の舞特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で服部大地騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた41戦目は、東二口文弥まつり特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で服部大地騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

5歳（2014年）

3月23日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた42戦目は、スマホで楽天競馬湯の曲輪特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は桑野等騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

4月1日、連闘で迎えた43戦目は、北陸新幹線金沢開業カウントダウン特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は服部大地騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

5月27日、中7週で迎えた44戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた45戦目は、一般B1-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。