アゲハノマイ（1993年生、母Fashion Delight）

経歴

デビュー前

3歳（1996年）

6月22日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 小雨/稍重）に出走。馬体重は510kg。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のダイタクタイヨウを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

7月7日、中1週で迎えた2戦目は、4歳500万下の露草賞（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

11月16日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下の長篠特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のゲイリーフラッシュをクビ差振り切って2勝目を手中に収めた。

4歳（1997年）

5月31日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、5歳以上900万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたカーリスロゴス決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の下北半島特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の立待岬特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（5戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったワコーハヤテに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月3日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤哲三騎手（6戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したフィールドオスカーに半馬身届かず2着に敗北した。

8月17日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の小樽特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤哲三騎手（7戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、伸びてきたスイートマジョルカ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

8月31日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤哲三騎手（8戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のスプリングシチーに3馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

9月7日、連闘で迎えた12戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のHTB賞（札幌芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず最後はフジノサウスポーと並んで6着同着となった。

11月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、J.コレット騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’97ゴールデンサドルトロフィー（阪神芝1600m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた14戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。