ダイワタイヨー（1982年生、母ミスアリシドン）

ダイワタイヨー（1982年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリイフオー（当時7歳）と交配したミスアリシドンが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は伊藤牧場。戦績は、中央平地29戦6勝2着7回。1988年の京王杯オータムハンデキャップ(ハンデG3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1984年）

12月1日、12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月15日、11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンカップから3/4馬身差の2着に敗北した。

2歳（1985年）

1月13日、13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキーラーオーから1馬身1/4差の2着に敗北した。

1月27日、15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノブレイブリーに4馬身の差をつけて勝利を物にした。

2月16日、12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月31日、10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンセツから3馬身半差の2着となった。

4月20日、13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラミヨノオーをアタマ差制してトップでゴールに飛び込んだ。

12月8日、15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（1986年）

1月7日、5歳以上900万下の若水特別（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は中野栄治騎手。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

1月18日、5歳以上900万下の水戸特別（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野栄治騎手。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったダイナセンチュリーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月28日、5歳以上900万下の鶴ケ城特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中野栄治騎手。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず15着に敗れた。

7月12日、4歳以上400万下のおけさ特別（新潟芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中野栄治騎手。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のエプソムジュピターに1馬身半の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

8月3日、ハンデ戦で4歳以上900万下の朱鷺ステークス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で中野栄治騎手。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、メジロクルトにハナ差交わされて2着となった。

8月23日、ハンデ戦で4歳以上900万下の苗場特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中野栄治騎手。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月13日、ハンデ戦で4歳以上900万下の浦安特別（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で中野栄治騎手。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

10月5日、ハンデ戦で4歳以上900万下の錦秋特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で中野栄治騎手。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたオギアルバンシア決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5歳（1987年）

5月24日、5歳以上900万下の日吉特別（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で中野栄治騎手。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

7月18日、4歳以上400万下のおけさ特別（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で中野栄治騎手。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

8月9日、4歳以上400万下の越路特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で中野栄治騎手。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

8月29日、4歳以上400万下の越後特別（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で中野栄治騎手。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

9月20日、4歳以上400万下の里見特別（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は的場均騎手。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

10月11日、4歳以上400万下の山中湖特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のゴールデンパンサーに1馬身1/4の差をつけて勝利を決めた。

6歳（1988年）

5月8日、5歳以上900万下（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るラビアングラスを鮮烈な末脚で3/4馬身差し切って1着ゴールを果たした。

6月5日、5歳以上900万下の雲取山特別（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

7月2日、5歳以上1400万下の阿武隈特別（福島芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原泰夫騎手。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

7月24日、吾妻小富士賞（福島芝1800m 小雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は武藤善則騎手。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

8月14日、ハンデ戦で4歳以上1400万下のBSN杯（新潟芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は藤原英幸騎手。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

9月11日、ハンデG3の京王杯オータムハンデキャップ（新潟芝1600m 外回り雨/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は大崎昭一騎手。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたホクトヘリオス決め手に屈してハナ差の2着となった。

10月22日、4歳以上1400万下の府中ステークス（東京芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は的場均騎手。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のグレートプレーンズを半馬身振り切って勝利を掴み取った。