ウイルテースト（2001年生、母ウイルタイムオン）

Will Taste

2001.02.08

ウイルテースト（2001年2月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のザグレブ（当時8歳）と交配したウイルタイムオンが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）宝寄山牧場。戦績は、地方16戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、宝寄山牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、高橋實によって682.5万円で落札された。

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

4月9日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 雪/稍重）に出走。馬体重は484kg。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月16日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月29日、中5週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた3戦目は、2歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月5日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、竹内仁志騎手を鞍上に迎えて、2歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月16日、中5週で迎えた5戦目は、2歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹内仁志騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹内仁志騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月5日、連闘で迎えた7戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のカミングガーデンに3馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

8月12日、連闘で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた9戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオニアシから半馬身差の2着に敗北した。

9月10日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングトワイニングから3/4馬身差の2着に敗北した。

9月24日、中1週で迎えた11戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた12戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月7日、中3週で迎えた13戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったフクノポイントに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

12月11日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1400m 内回り 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた15戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

3歳（2004年）

1月14日、中2週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた16戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では天与の負けじ心を発揮して諦めることなく走り切り、3着に入った。