ニッシンノホシ（2001年生、母グリーンエリー）

ニッシンノホシ（2001年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋星」。毛色は鹿毛。種牡馬のラストタイクーン（当時18歳）と交配したグリーンエリーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）武田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、中央障害2戦0勝、地方18戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の一般C3五六。

経歴

デビュー前

1歳のとき、武田牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

久保与造厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2004年）

10月17日、デビュー戦は繁田健一騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

4歳（2005年）

1月6日、中6週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた6戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

3月7日、中4週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したユウキャンドゥにクビ差届かず2着となった。

3月21日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3-14 15（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入った。

5月9日、中4週で迎えた10戦目は、一般C3九十（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和博騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6月6日、中0週で迎えた12戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るブルーバニヤンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月28日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るハッサダンディーを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

7月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3六七（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

11月15日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦2勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（7戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

5歳（2006年）

4月9日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

4月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた21戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 雨/良）に出走。17頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では速い脚を使えず17着に終わった。

9月24日、約4か月半の休養明けで迎えた22戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた23戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。14着に終わった。