ポットキャップテン（1983年生、母ポツトクレスピン）

ポットキャップテン（1983年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のイングリツシユプリンス（当時12歳）と交配したポツトクレスピンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ポット牧場。戦績は、中央平地16戦1勝2着2回、中央障害19戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1990年の障害5歳以上オープン。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

1月7日、デビュー戦は4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。鞍上は松永昌博騎手。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸びを見せたが、伸びてきたスズタケリュウ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

1月18日、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

2月8日、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永昌博騎手。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

2月23日、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永昌博騎手。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、タイセイスキーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月8日、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松永昌博騎手。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のエイシンダッシュをクビ差振り切って勝利を収めた。

3月29日、4歳400万下（阪神芝1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で松永昌博騎手。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

4月13日、4歳400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松永昌博騎手。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。

11月29日、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は樋口弘騎手。17頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく17着に終わった。

12月13日、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で樋口弘騎手。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

4歳（1987年）

6月20日、4歳以上400万下（札幌ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は林満明騎手。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、リードを2馬身以上キープして、遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

6月28日、4歳以上400万下（札幌ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は合谷喜壮騎手。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

7月11日、4歳以上400万下（札幌ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

9月13日、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は四位満教騎手。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着を確保した。

9月26日、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で四位満教騎手。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

5歳（1988年）

4月9日、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は大森勇一騎手。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミトライアンから1馬身1/4差の2着となった。

4月24日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大森勇一騎手。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月8日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で大森勇一騎手。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のプリンスリーラブに7馬身の差をつけて勝利を決めた。

5月28日、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で大森勇一騎手。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月18日、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大森勇一騎手。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったリアルテイオウからクビ差の2着となった。

9月17日、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（秋）（阪神障害芝3200m 晴/良）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で大森勇一騎手。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月2日、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で大森勇一騎手。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のノーザンタイセイに2馬身の差をつけて勝利を決めた。

10月30日、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 曇）に出走。鞍上は8戦連続で大森勇一騎手。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月27日、重賞の京都大障害（秋）（京都障害芝3270m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で大森勇一騎手。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月17日、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は平田秀也騎手。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6歳（1989年）

7月2日、障害4歳以上オープン（中京障害芝2800m 雨/稍重）に出走。鞍上は大森勇一騎手。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月14日、4歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は佐伯清久騎手。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

10月28日、4歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐伯清久騎手。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

11月26日、重賞の京都大障害（秋）（京都障害芝3270m 晴/良）に出走。鞍上は押田年郎騎手。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月16日、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で押田年郎騎手。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のシンチェスナッツに3馬身半の差をつけて勝利をモノにした。

7歳（1990年）

1月6日、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は3戦連続で押田年郎騎手。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンチェスナッツから7馬身差の2着に敗北した。

1月28日、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で押田年郎騎手。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のオートテイオーに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月17日、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で押田年郎騎手。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のナムラモノノフに5馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

4月7日、障害5歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3200m 雨）に出走。鞍上は6戦連続で押田年郎騎手。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月5日、重賞の京都大障害（春）（京都障害芝3270m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で押田年郎騎手。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8歳（1991年）

2月10日、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 雨）に出走。鞍上は8戦連続で押田年郎騎手。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアツムテキから1馬身3/4差の2着となった。