ミッドアルティザン（2014年生、母ステイジアムロック）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ケイズから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ミッドウェイファームによって486万円で落札された。

2歳（2016年）

8月19日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は492kg。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るバジガクトリックを次元の違う末脚で交わし去り、最後は9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月23日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のカワセミ特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

12月2日、中9週で迎えた3戦目は、2歳戦のひばり特別（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

3歳（2017年）

2月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

3月24日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったケンスペクタクルを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

4月20日、中3週で迎えた6戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマーガレット特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

7月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したジリキを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

8月13日、中4週で迎えた8戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアエノゴウケンを3/4馬身振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

9月15日、中4週で迎えた9戦目は、一般C1一二三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（7戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた10戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、白秋賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2018年）

5月14日、約7か月半の休養明けで迎えた11戦目は、開成町あじさいまつり特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったブレークオンスルーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月11日、中3週で迎えた12戦目は、くろうま賞（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

7月19日、中4週で迎えた13戦目は、清川村青龍祭特別音と炎のフェスティバル（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るビヨンドボーダーズを3/4馬身差し切って3勝目を奪取した。

8月20日、中4週で迎えた14戦目は、秦野たばこ祭記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

11月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、深秋賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（5戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、5着に終わった。

5歳（2019年）

2月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、梅見月賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で御神本訓史騎手（6戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

3月21日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、ダビマサーの皆様ありがとう!賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で御神本訓史騎手（7戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のケイティーセキトバを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

4月24日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた18戦目は、みどり賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で御神本訓史騎手（8戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

6月7日、中5週で迎えた19戦目は、麦秋賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で御神本訓史騎手（9戦2勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のホクトマックイーンを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

7月8日、中3週で迎えた20戦目は、オフト後楽園ラウンジセブン1周年賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で御神本訓史騎手（10戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

8月15日、中4週で迎えた21戦目は、ペリドット賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で御神本訓史騎手（11戦3勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。

9月18日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、ミザール賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた23戦目は、秋冷賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく11着に終わった。

11月13日、中3週で迎えた24戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、いたばし二輪草賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた25戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、カペラ賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた26戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、大井で楽天競馬賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

6歳（2020年）

1月21日、中3週で迎えた27戦目は、クロッカス賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた28戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、フェブラリー賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた29戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた30戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、中華一番!極マガポケ連載中特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

7月7日、約3か月半の休み明けで迎えた32戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、七夕特別（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

8月3日、中3週で迎えた33戦目は、盛夏特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた34戦目は、晩夏特別（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたウインルーカス決め手に屈してハナ差の2着となった。

8月31日、中1週で迎えた35戦目は、早涼特別（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた36戦目は、仲秋特別（盛岡ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岩本怜騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

7歳（2021年）

7月11日、約10か月の休み明けで迎えた37戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったラザビーを半馬身捉え切れず2着に敗れた。

2021年8月8日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。