ヤマカツヒロイン（2010年生、母サンドシャーディー）

ヤマカツヒロイン（2010年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ヒロイン」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時7歳）と交配したサンドシャーディーが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方34戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2014年の一般C2-4。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

1月13日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は450kg。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。

5月19日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

7月9日、中6週で迎えた3戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、ソヴェールに3/4馬身交わされて2着となった。

7月28日、中2週で迎えた4戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

8月13日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、3歳B5（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B4（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた8戦目は、3歳B1-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で堀場裕充騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月8日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、3歳B1-1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で堀場裕充騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

10月15日、連闘で迎えた11戦目は、3歳B5（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で堀場裕充騎手（8戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた12戦目は、3歳B1-3（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で堀場裕充騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

10月27日、連闘で迎えた13戦目は、市川豊馬術一級審判員金沢賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で堀場裕充騎手（10戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた14戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、穂高☆莉菜新婚らぶらぶ記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4三（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月1日、連闘で迎えた16戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C4-9（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた17戦目は、一般C4三（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（11戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のレオアストリアに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2014年）

1月9日、中4週で迎えた18戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般C22（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた19戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

2月28日、中4週で迎えた20戦目は、ありがとうラブミーチャン記念（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、勝ったターフルンバにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

3月25日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では逸出した伸びを見せたが、ソウルオブジャパンに半馬身交わされて2着となった。

4月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2二（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（12戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

4月15日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（13戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（14戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビートマグナムに交わされて1馬身差の2着となった。

6月15日、中4週で迎えた26戦目は、eSHINBUNイー新聞杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（15戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（16戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったハクサンスターに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月13日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（17戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（18戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2二（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

8月19日、連闘で迎えた31戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた32戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアシガルを半馬身振り切って2勝目を獲得した。

9月16日、中1週で迎えた33戦目は、小木袖ギリコ祭り特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

10月7日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1-4（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（19戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1-6（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1-6（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は池田敦騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。