ミナミノグレース（1998年生、母ミナミノラブコール）

ミナミノグレース（1998年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラチトセオー（当時8歳）と交配したミナミノラブコールが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ターフィー牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方27戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の光徳賞(一般C3以下)。

経歴

デビュー前

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

4月21日、デビュー戦は嶋田高宏騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

5月4日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた3戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。17頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

6月30日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は大庭和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

7月28日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、6着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で大庭和弥騎手（3戦0勝）。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた7戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/不良）に出走。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた8戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

10月7日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は大庭和弥騎手（4戦0勝）。18頭立ての11番人気で17番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

11月21日、中5週で迎えた10戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C4ル（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2002年）

1月8日、中6週で迎えた11戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C4ニ（宇都宮ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のトクノエンペラーをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

1月17日、連闘で迎えた12戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、一般C4（足利ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月14日、中3週で迎えた13戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4（足利ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた15戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったモーニングティーから7馬身差の2着となった。

4月4日、中2週で迎えた16戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた17戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、霧降賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

5月3日、中1週で迎えた18戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた19戦目は、雷神賞（足利ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた20戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のクランツゲニーに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた22戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、光徳賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた23戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた25戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた26戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3（足利ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた28戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた29戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月22日、中1週で迎えた30戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシジエンペラーに1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。

12月11日、中2週で迎えた31戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた32戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルブレンドから1馬身半差の2着となった。

5歳（2003年）

1月8日、連闘で迎えた33戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は早川順一騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月18日、中0週で迎えた34戦目は、一般C2（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（10戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカヌマコルティから3/4馬身差の2着となった。

2月23日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（11戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。