ワンダーセレブロー（1995年生、母エルビート）

ワンダーセレブロー（1995年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時23歳）と交配したエルビートが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三榮牧場。戦績は、中央平地13戦1勝、地方25戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

古川平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

11月1日、デビュー戦は今村康成騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は468kg。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず12着に終わった。

11月15日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3歳（1998年）

2月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で今村康成騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり13着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた4戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

3月21日、中3週で迎えた5戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のヘイセイライアンを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

4月26日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は今村康成騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下（中京芝1700m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で今村康成騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた10戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京ダート1700m 雨/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた11戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は今村康成騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下の露草賞（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（7戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

8月9日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で今村康成騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

10月9日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、山内和明騎手を鞍上に迎えて、一般B10（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた15戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山内和明騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山内和明騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のタケイチダンサーをクビ差制して勝利をモノにする

11月30日、中2週で迎えた17戦目は、上松瀬竜一騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。12着に敗れた。

12月7日、連闘で迎えた18戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のクールジャッジに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月22日、中1週で迎えた19戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイサークルに1馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

4歳（1999年）

1月2日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山内和明騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のセンゲンファインに3/4馬身の差をつけて5勝目を収める

1月17日、中1週で迎えた21戦目は、寒菊特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山内和明騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた22戦目は、雪割草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山内和明騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた23戦目は、紅梅特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山内和明騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルブツサンロードから半馬身差の2着に敗北した。

3月19日、中4週で迎えた24戦目は、スズラン特別（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山内和明騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月26日、連闘で迎えた25戦目は、井手上慎一騎手を鞍上に迎えて、フキノトウ特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったメモリーシャーペンから半馬身差の2着となった。

4月13日、中2週で迎えた26戦目は、チューリップ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（2戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた27戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた28戦目は、一般A6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（4戦2勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた29戦目は、一般A7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月8日、中4週で迎えた30戦目は、一般A6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のセカンドベストをクビ差制して6勝目を獲得した。

8月5日、中3週で迎えた31戦目は、立秋特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（7戦3勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月9日、中4週で迎えた32戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で丸野勝虎騎手（8戦3勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

9月21日、中1週で迎えた33戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、一般A4（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のクニノプリティに2馬身半の差をつけて7勝目を挙げた。

10月7日、中1週で迎えた34戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内沢信昭騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた35戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般A6（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた36戦目は、一般A6（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（9戦3勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた37戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（10戦3勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた38戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（11戦3勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。