ドラケン(2020年生、母ケンアマツカゼ)
Dora Ken
2020.05.23
ドラケン(2020年5月23日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンフラッシュ(当時13歳)と交配したケンアマツカゼが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は有限会社 ケンブリッジバレー。2023年の若竹賞に勝利するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
堀千亜樹厩舎(大井)へ入厩。
2歳(2022年)
6月27日、デビュー戦は西啓太騎手を鞍上に据えて、2歳(大井ダート1400m 晴/良)に出走。馬体重は456kg。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シテイタイケツに交わされて4馬身差の2着となった。
7月28日、中3週で迎えた2戦目は、2歳(大井ダート1600m 内回り 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手(1戦0勝)。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず3着に終わった。
8月16日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のはやぶさ特別(大井ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手(2戦0勝)。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。
9月8日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のつばめ特別(大井ダート1600m 内回り 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で西啓太騎手(3戦0勝)。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。
9月22日、中1週で迎えた5戦目は、2歳(大井ダート1600m 内回り 曇/重)に出走。鞍上は5戦連続で西啓太騎手(4戦0勝)。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、かなりのスローペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で驀進したが、伸びてきたサベージ決め手に屈してクビ差の2着となった。
12月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、2歳(大井ダート1600m 内回り 曇/重)に出走。鞍上は6戦連続で西啓太騎手(5戦0勝)。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
12月30日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦の白鳥特別(大井ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で西啓太騎手(6戦0勝)。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。
3歳(2023年)
1月27日、中3週で迎えた8戦目は、3歳(大井ダート1600m 内回り 曇/良)に出走。鞍上は8戦連続で西啓太騎手(7戦0勝)。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮し、3着に入り込んだ。
2月24日、中3週で迎えた9戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若獅子特別(大井ダート1600m 内回り 曇/良)に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のベンデュガを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。
3月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のクラシックトライアル(大井ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手(1戦1勝)。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたブルマリンシェール決め手に屈して半馬身差の2着となった。
5月10日、中8週で迎えた11戦目は、3歳S1の羽田盃(大井ダート1800m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で菅原涼太騎手(2戦1勝)。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。
6月8日、中3週で迎えた12戦目は、3歳オープンの若竹賞(大井ダート1800m 雨/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で菅原涼太騎手(3戦1勝)。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のゴールドラッドマンを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。
7月12日、中4週で迎えた13戦目は、3歳Jpn1のジャパンダートダービー(大井ダート2000m 曇/良)に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で菅原涼太騎手(4戦2勝)。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。
8月16日、中4週で迎えた14戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、3歳S2の黒潮盃(大井ダート1800m 曇/不良)に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
9月14日、中3週で迎えた15戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳S1の戸塚記念(川崎ダート2100m 晴/良)に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
4歳(2024年)
2月27日、約5か月半の休養明けで迎えた16戦目は、円通寺坂賞(大井ダート1800m 晴/重)に出走。鞍上は菅原涼太騎手(5戦2勝)。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。
3月22日、中2週で迎えた17戦目は、萌黄賞(大井ダート1600m 内回り 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手(6戦2勝)。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。
4月11日、中2週で迎えた18戦目は、アーバンステージさつき賞(大井ダート2000m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で菅原涼太騎手(7戦2勝)。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。
5月13日、中4週で迎えた19戦目は、立夏賞(大井ダート1800m 雨/不良)に出走。鞍上は4戦連続で菅原涼太騎手(8戦2勝)。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハリウッドヒルズに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
6月27日、中5週で迎えた20戦目は、ロマンティックナイト賞(大井ダート1800m 曇/良)に出走。鞍上は5戦連続で菅原涼太騎手(9戦3勝)。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
8月2日、中4週で迎えた21戦目は、東京スポーツ賞(大井ダート2000m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で菅原涼太騎手(10戦3勝)。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
9月13日、中5週で迎えた22戦目は、デイリースポーツ賞(大井ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で菅原涼太騎手(11戦3勝)。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入った。
10月2日、中2週で迎えた23戦目は、ペガサス賞(大井ダート2000m 晴/良)に出走。鞍上は8戦連続で菅原涼太騎手(12戦3勝)。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。
11月6日、中4週で迎えた24戦目は、花梨賞(大井ダート1800m 曇/稍重)に出走。鞍上は山崎誠士騎手(1戦0勝)。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。