ハリウッドヒルズ（2017年生、母チェリーミルズ）

ハリウッドヒルズ（2017年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ロサンゼルスに存在する地域名」。毛色は鹿毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時13歳）と交配したチェリーミルズが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。戦績は、中央平地22戦1勝2着5回、地方6戦0勝。主な勝ち鞍は2021年の粟島特別(1勝クラス)。

経歴

デビュー前

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

9月6日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は494kg。18頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したデルニエエトワールを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月10日、中4週で迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた3戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

4歳（2021年）

3月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

4月18日、中4週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた5戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。

5月15日、中3週で迎えた6戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたアグリューム決め手に屈してクビ差の2着となった。

6月20日、中4週で迎えた7戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したジャカランダレーンに半馬身届かず2着に敗北した。

8月28日、中9週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したグレースオブナイルを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月16日、中6週で迎えた9戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの粟島特別（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のエニシノウタをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

11月20日、中4週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラスの三春駒特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5歳（2022年）

1月9日、中6週で迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、3着に入った。

2月5日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

5月7日、約3か月の休み明けで迎えた13戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラスの二王子特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

6歳（2023年）

3月4日、約9か月半の休み明けで迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

5月7日、中8週で迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったバルタザールにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中1週で迎えた17戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

6月17日、中3週で迎えた18戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの下北半島特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

6月25日、連闘で迎えた19戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた20戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた21戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 曇/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

10月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 小雨/重）に出走。18頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に敗れた。

12月29日、中9週で迎えた23戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、フジテレビ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

7歳（2024年）

1月22日、中2週で迎えた24戦目は、ガーネット賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

2月13日、中2週で迎えた25戦目は、大黒坂賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた26戦目は、スプリングタイム賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（3戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて3着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた27戦目は、スノードロップ賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた28戦目は、オメガ賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で藤本現暉騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた29戦目は、スピカ賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で藤本現暉騎手（6戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。