フェヴリエ（2021年生、母アムールブリエ）

Fevrier

2021.02.24

フェヴリエ（2021年2月24日）は、イギリスで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「2月(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のSea The Stars（当時15歳）と交配したアムールブリエが11歳のときに産んだ仔が本馬である。

経歴

デビュー前

松永幹夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月23日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は566kg。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

3歳（2024年）

1月14日、中2週で迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1900m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したシーリュウシーにクビ差届かず2着となった。

2月4日、中2週で迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1900m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、伸びてきたエリカヴェネチア決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

8月17日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカレンワッツアップにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

8月24日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

2024年9月3日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月17日、中7週で馬体重を前走から27kg増やして迎えた6戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1870m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に敗れた。