ミヨノコマンダー（1997年生、母ミヨノブライト）

ミヨノコマンダー（1997年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時7歳）と交配したミヨノブライトが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）渕瀬ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方19戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の一般C3ハ。

経歴

デビュー前

郷原洋行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

1月30日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したトーホウカーニを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月5日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

3月25日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

7月16日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋司騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

8月13日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた6戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

9月17日、中4週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（5戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

10月8日、中2週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4歳（2001年）

4月17日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月24日、連闘で迎えた11戦目は、一般C4ロ（上山ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のユウマッハに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月4日、中0週で迎えた12戦目は、一般C4ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマロンデジマに半馬身の差をつけて優勝

5月22日、中2週で迎えた13戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C4イ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオオマサコマサから2馬身半差の2着に敗北した。

6月19日、中3週で迎えた14戦目は、佐々木竹見騎手引退記念第1戦（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月24日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルアカシをクビ差制して勝利をモノにする

7月8日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（4戦2勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月12日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3イ（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月23日、中5週で迎えた19戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（8戦2勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月18日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で長橋秀樹騎手（9戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（2002年）

4月14日、約5か月の休み明けで迎えた23戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で長橋秀樹騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2ニ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で長橋秀樹騎手（11戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2ロ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で長橋秀樹騎手（12戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、一般C2（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で長橋秀樹騎手（13戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は12戦連続で長橋秀樹騎手（14戦2勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月23日、中5週で迎えた28戦目は、一般C2ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で長橋秀樹騎手（15戦2勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。