ミスターソヴリン（1995年生、母ピリカスワロー）

ミスターソヴリン（1995年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のラツキーソブリン（当時21歳）と交配したピリカスワローが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は越田牧場。戦績は、中央平地22戦2勝2着4回、中央障害6戦0勝。主な勝ち鞍は1999年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

4月4日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったシャイネンに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

4月18日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月13日、中7週で迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月4日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったスズカリオンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月18日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のロングオブキングをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

8月15日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の洛東特別（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で福永祐一騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で福永祐一騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の箕面特別（阪神芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で福永祐一騎手（5戦1勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で福永祐一騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた10戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（7戦1勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、5着を確保した。

12月6日、中1週で迎えた12戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったアースオブグリーンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月20日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キクカガイセンにアタマ差交わされて2着となった。

4歳（1999年）

2月13日、中7週で迎えた14戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（8戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のスナークサクセスをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

3月20日、中2週で迎えた16戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1400m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で仲田雅興騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

5月15日、中4週で迎えた18戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の御池特別（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

5歳（2000年）

2月12日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい13着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

5月7日、中6週で迎えた23戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月10日、中1週で迎えた25戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月2日、中2週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は林満明騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月29日、中3週で迎えた27戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた28戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は林満明騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。