ヘイアンフェロー（2001年生、母ウェディングハニー）

ヘイアンフェロー（2001年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時8歳）と交配したウェディングハニーが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）飛渡牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方33戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は2006年の一般B1。

経歴

デビュー前

高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

3月21日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して7番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

6月13日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

7月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

8月7日、中4週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（4戦0勝）。18頭立ての10番人気で17番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では最後まで息が続かず17着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

9月20日、中2週で迎えた10戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

4歳（2005年）

6月13日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた11戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のカプリコルノをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

6月26日、中1週で迎えた12戦目は、賞金ハンデレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたエレガントマミー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

7月16日、中2週で迎えた13戦目は、タイムチャレンジレース（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カプリコルノにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で草地保隆騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のフィンガークロスをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

8月27日、中3週で迎えた15戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で草地保隆騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で草地保隆騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた17戦目は、タイムチャレンジレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で草地保隆騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヤマニンエグザルトに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中1週で迎えた18戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第3戦）（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず12着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般B3（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリマンドリーダーに1馬身1/4の差をつけて制した。

10月31日、連闘で迎えた20戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンミランダを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月14日、中1週で迎えた21戦目は、楓賞（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

12月12日、中3週で迎えた22戦目は、一般B2（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラフレシアサンデーに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（10戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5歳（2006年）

1月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般B1（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（11戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた25戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず12着に敗れた。

4月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた27戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

5月5日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた28戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のユウワンテイオーをハナ差振り切って6勝目を収める

5月14日、連闘で迎えた29戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた30戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1600m 雨/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた31戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず12着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた33戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は関本浩司騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた35戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた36戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた37戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた38戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（8戦1勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエイシンガッサンに3馬身の差をつけて優勝

10月2日、中1週で迎えた39戦目は、ハーベストカップ（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（9戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた40戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（10戦2勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエイシンガッサンを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

10月30日、中1週で迎えた41戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で沢田盛夫利騎手（11戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた42戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で沢田盛夫利騎手（12戦2勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

12月9日、中3週で迎えた43戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、ディセンバーカップ（水沢ダート1900m 小雪/不良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず12着に終わった。