マジックフエルド（1995年生、母スミノフアイター）

マジックフエルド（1995年4月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のイムラツド（当時18歳）と交配したスミノフアイターが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は寺島勇。戦績は、地方33戦12勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年のアラブ王冠(アラ系4歳)。

経歴

デビュー前

木村昌志厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（1997年）

7月30日、デビュー戦は茂呂菊次郎騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（高崎ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は446kg。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のチヨダジンコーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月15日、中1週で迎えた2戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（高崎ダート900m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレグリンに2馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

9月6日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（高崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレグリンに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月10日、中4週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイチサイレントに4馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

10月29日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のりんどう特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のチヨダジンコーに1馬身半の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

12月11日、中5週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で茂呂菊次郎騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のチヨダジンコーに3馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

12月31日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦のアラブ3才チャンピオン（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で茂呂菊次郎騎手（5戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のジャパシュキングをクビ差制して無傷の7連勝を決めた。

3歳（1998年）

2月14日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1600m 雨/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月23日、連闘で迎えた9戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月23日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦のクイーンカップ（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のタイムセイホーに5馬身の差をつけて8勝目を手中に収めた。

5月3日、中5週で迎えた11戦目は、石井幸男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の福山ダービー（福山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったアキフジクラウンから1馬身差の2着となった。

5月30日、中3週で迎えた12戦目は、薄暑特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた13戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の銀杯（福山ダート1800m 雨/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月6日、中9週で迎えた14戦目は、牝馬限定戦のビーナス賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月11日、中4週で迎えた15戦目は、3歳戦の鞆の浦賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、牝馬限定3歳戦の福山4才牝馬特別（福山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のタイコーリンダに4馬身の差をつけて制した。

11月29日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた17戦目は、3歳戦の西日本アラブダービー（福山ダート2250m 晴/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦のアラブ王冠（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノホープをアタマ差制して勝利をモノにする

4歳（1999年）

1月3日、中1週で迎えた19戦目は、福山大賞典（福山ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月8日、中4週で迎えた20戦目は、福山てんまや賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったステイブルラインから3馬身差の2着となった。

2月27日、中2週で迎えた21戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、福山花市場賞（福山ダート1800m 晴/不良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた22戦目は、ローゼンホーマ記念（福山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月4日、中5週で迎えた23戦目は、福山さつき賞（福山ダート2250m 雨/不良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月26日、中7週で迎えた24戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、虹空特別（福山ダート1800m 雨/不良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月1日、中4週で迎えた25戦目は、牝馬限定戦のビーナス賞（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた26戦目は、門別町農業協同組合長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月8日、中3週で迎えた27戦目は、牝馬限定戦の報知新聞社賞（園田ダート1700m 晴/重）に牝馬ながら58kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（12戦2勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた28戦目は、彦山特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は黒川知弘騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったハリマライアンから1馬身差の2着となった。

10月30日、中4週で迎えた29戦目は、紅葉狩り特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（13戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた30戦目は、霜月特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（14戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた31戦目は、紅葉賞（福山ダート2250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（15戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のピアドハンターに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

12月18日、中2週で迎えた32戦目は、ジングルベル特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡崎準騎手（16戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のモンゴルムーンに3/4馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

5歳（2000年）

1月3日、中1週で迎えた33戦目は、福山大賞典（福山ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡崎準騎手（17戦4勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。