アドマイヤソウ（2011年生、母タペストリー）

アドマイヤソウ（2011年1月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時11歳）と交配したタペストリーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方38戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の4歳以上C2 11。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、近藤利一によって1,680万円で落札された。

梅田智之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

8月18日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 雨/稍重）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

9月17日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に敗れた。

3歳（2014年）

6月14日、約8か月半の休養明けで迎えた4戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

8月16日、中6週で迎えた6戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

10月24日、中9週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

12月20日、中7週で迎えた8戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-30（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

4歳（2015年）

1月17日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上C2-30（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したソニックジェットを差し切れず、1馬身差の2着となった。

2月8日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフジミノルに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月28日、中2週で迎えた11戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、なでしこチャレンジカップ第2戦（佐賀ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月5日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させて、最後は2着のマジックアイランドに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月2日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、リネンプルーフに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

6月13日、中5週で迎えた14戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

7月5日、連闘で迎えた16戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた17戦目は、山口以和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山口以和騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーホクダッシュを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

8月16日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山口以和騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で山口以和騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

9月13日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で山口以和騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2 23（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた25戦目は、3歳以上C2 42（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のタイムカムに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

11月14日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺博文騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

12月12日、連闘で迎えた28戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 49（佐賀ダート1300m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた29戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

5歳（2016年）

1月2日、中1週で迎えた30戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、頌春賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2 24（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

1月23日、連闘で迎えた32戦目は、4歳以上C2-40（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（9戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2 22（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（10戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず5着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2 25（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（11戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

2月27日、連闘で迎えた35戦目は、4歳以上C2 38（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（12戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺博文騎手（13戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた37戦目は、4歳以上C2 38（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺博文騎手（14戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺博文騎手（15戦1勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

4月9日、連闘で迎えた39戦目は、4歳以上C2 37（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺博文騎手（16戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で渡辺博文騎手（17戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上C2 22（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で渡辺博文騎手（18戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で渡辺博文騎手（19戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で渡辺博文騎手（20戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で渡辺博文騎手（21戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。