ウエスタンレコード（1992年生、母ウエスタンマルサ）

ウエスタンレコード（1992年3月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のオールフォゴットン（当時7歳）と交配したウエスタンマルサが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）北西牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害1戦0勝、地方27戦9勝2着7回。主な勝ち鞍は1998年のマルチフレンド特別(一般B2 B3)。

経歴

デビュー前

黒田桂二厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（1995年）

9月22日、デビュー戦は大堀浩和騎手を鞍上に据えて、4歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は509kg。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月20日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大堀浩和騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスカイポーラから1馬身差の2着に敗北した。

10月31日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大堀浩和騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターロッキーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月6日、中4週で迎えた4戦目は、桃井十四秋騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のウィズダムリリーに4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

4歳（1996年）

1月3日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、5歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桃井十四秋騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のライトペイディに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

2月8日、中4週で迎えた6戦目は、一般C2五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桃井十四秋騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のテツノリメンバーに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月8日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桃井十四秋騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2（浦和ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は大堀浩和騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月20日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、本間光雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサンナイトに2馬身の差をつけて制した。

5月8日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1三（浦和ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で本間光雄騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月12日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、一般C1（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本間光雄騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月29日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本間光雄騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のダイコーローラーに半馬身の差をつけて6勝目を手にした。

10月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1三（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本間光雄騎手（4戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエフテーサッチから1馬身半差の2着に敗北した。

11月7日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、一般C1（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で本間光雄騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったムサシリマンドから3/4馬身差の2着に敗北した。

5歳（1997年）

1月2日、中7週で迎えた15戦目は、福寿草特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本間光雄騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1 C2（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で本間光雄騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のジュリアナガールに3/4馬身の差をつけて7勝目を収める

4月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、サンライズ特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で本間光雄騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた18戦目は、あやめ特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で本間光雄騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカンゼンムテキから2馬身差の2着となった。

6月13日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、あじさい特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で本間光雄騎手（10戦3勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカンゼンムテキから1馬身半差の2着となった。

7月2日、中2週で迎えた20戦目は、コマドリ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で本間光雄騎手（11戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた21戦目は、ハーモニー特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で本間光雄騎手（12戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、みのり特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で本間光雄騎手（13戦3勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったライトペイディから半馬身差の2着となった。

11月7日、中3週で迎えた23戦目は、山茶花特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で本間光雄騎手（14戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月24日、中6週で迎えた24戦目は、桑田豊騎手を鞍上に迎えて、マルチスピリット特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（1998年）

1月13日、中2週で迎えた25戦目は、福寿草特別（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑田豊騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のプレジャータイトルに1馬身半の差をつけて8勝目を手に入れた。

2月13日、中3週で迎えた26戦目は、ハンデ戦のスイセン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑田豊騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、カタマルエースに交わされて2馬身差の2着となった。

2月25日、中1週で迎えた27戦目は、マルチフレンド特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑田豊騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のランベットに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月25日、中7週で迎えた28戦目は、東信二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての13番人気で大外17番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい17着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた29戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東信二騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

9月26日、約4か月半の休養明けで迎えた30戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下の浦安特別（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

10月31日、中4週で迎えた31戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた32戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた33戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

7歳（1999年）

1月5日、中3週で迎えた34戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

3月7日、中8週で迎えた35戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。12着に敗れた。