クレーリッチェ（2016年生、母マイネイサベル）

クレーリッチェ（2016年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「女王（トルコ語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時15歳）と交配したマイネイサベルが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2019年のエメラルド賞。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,000万円（20万×100口）で一口馬主が募集された。

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

10月21日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では速い脚を使えず15着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた2戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

3歳（2019年）

1月6日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

2月3日、中3週で迎えた5戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

4月13日、中9週で迎えた6戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた7戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた8戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

7月22日、中8週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた9戦目は、3歳戦のエメラルド賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るスピンクを自慢の末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

8月11日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい10着に終わった。

11月30日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

4歳（2020年）

2月9日、中9週で迎えた12戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラスの日田特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

3月19日、中5週で迎えた13戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた14戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、幸運の星☆タッチ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったガレットショコラに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

4月21日、中1週で迎えた15戦目は、春風駘蕩特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた16戦目は、SKNフラッシュ8カップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた18戦目は、ホオズキ賞（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で永井孝典騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

7月1日、中2週で迎えた19戦目は、白南風特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で永井孝典騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

7月15日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上B1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で永井孝典騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

8月12日、中3週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた21戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で永井孝典騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

9月3日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた22戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

5歳（2021年）

1月15日、約4か月の休養明けで迎えた24戦目は、ビオラ賞（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったゼットパールに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

1月26日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹村達也騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で竹村達也騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

3月4日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で竹村達也騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

3月25日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で竹村達也騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

4月13日、中2週で迎えた29戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大山龍太郎騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く3着に敗れた。

6月3日、中4週で迎えた31戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（9戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（10戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（11戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた35戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹村達也騎手（12戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた36戦目は、ききょう賞（園田ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は大山龍太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

9月8日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は竹村達也騎手（13戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は大山龍太郎騎手（3戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手が足りず3着に終わった。

10月15日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた39戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大山龍太郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた40戦目は、そのだライオンズクラブ杯（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹村達也騎手（14戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた41戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は大山龍太郎騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。