ガレットショコラ（2014年生、母ナイトアットオペラ）
Galette Chocolat
2014.03.14
ガレットショコラ（2014年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「チョコレート味のガレット（フランス発祥の焼き菓子）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカジノドライヴ（当時9歳）と交配したナイトアットオペラが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。2020年の兵庫サマークイーン賞(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
竹内正洋厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2016年）
10月1日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は414kg。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に敗れた。
12月11日、中9週で迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入った。
3歳（2017年）
1月7日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。
3月11日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったバンケットスクエアに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。
5月6日、中7週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴山雄一騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。
8月6日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。
4歳（2018年）
6月13日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg戻して迎えた7戦目は、長谷部駿弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロザリーに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
10月30日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバックナンバーに約10馬身の大差をつけて断トツ人気に応えた。
11月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷部駿弥騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチョウキャプテンに約10馬身の大差をつけて断トツ人気に応えた。
5歳（2019年）
3月19日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、小林裕次郎昇任おめでとう記念（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で長谷部駿弥騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のトウケイサミドリに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
4月11日、中2週で迎えた11戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトキノアイチャンに7馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
5月3日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマンテンファーストに約10馬身の大差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
5月24日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイヤファントムに5馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。
6月13日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグラウラーに9馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。
7月4日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は長谷部駿弥騎手（4戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキタノカミカゼに5馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。
7月26日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（5戦5勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のスキップガールに3馬身の差をつけて10連勝を達成した。
8月30日、中4週で迎えた17戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷部駿弥騎手（6戦6勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったタガノヒバナに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。
9月20日、中2週で迎えた18戦目は、ナツメ賞（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長谷部駿弥騎手（7戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、勝ったオオオヤブンにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。
12月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、ポインセチア賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長谷部駿弥騎手（8戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のウインレーベンに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
6歳（2020年）
3月18日、約3か月半の休み明けで迎えた20戦目は、食べようひょうごの畜産物賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で長谷部駿弥騎手（9戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウィッシュノートに7馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。
4月7日、中2週で迎えた21戦目は、幸運の星☆タッチ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で長谷部駿弥騎手（10戦8勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクレーリッチェに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。
4月29日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で長谷部駿弥騎手（11戦9勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のヒロノライデンに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
6月26日、中7週で迎えた23戦目は、半夏生『明石だこ』特別（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で長谷部駿弥騎手（12戦10勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。
7月24日、中3週で迎えた24戦目は、牝馬限定地方重賞の兵庫サマークイーン賞（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で長谷部駿弥騎手（13戦10勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。
8月21日、中3週で迎えた25戦目は、3歳以上A1 A2（園田ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で長谷部駿弥騎手（14戦10勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のキクノステラを半馬身振り切って勝利数を15に伸ばす
9月17日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、牝馬限定地方重賞の秋桜賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で長谷部駿弥騎手（15戦11勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。
7歳（2021年）
3月10日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた27戦目は、たつの赤とんぼ特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で長谷部駿弥騎手（16戦11勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、トウケイタンホイザに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
8歳（2022年）
5月5日、約14か月の休養明けで迎えた28戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で長谷部駿弥騎手（17戦11勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。
5月25日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で長谷部駿弥騎手（18戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のフレーヴォを3/4馬身振り切って単勝一倍台の支持に応えた。
6月15日、中2週で迎えた30戦目は、夏至特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で長谷部駿弥騎手（19戦12勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて、最後は2着のヒロシゲサンライズを3/4馬身振り切って勝利数を17に伸ばす
7月15日、中3週で迎えた31戦目は、ハイビスカス賞（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で長谷部駿弥騎手（20戦13勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。
8月11日、中3週で迎えた32戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。
10月18日、中9週で迎えた33戦目は、DASH和歌山開設記念特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は長谷部駿弥騎手（21戦13勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、ピスハンドに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
11月8日、中2週で迎えた34戦目は、香美町松葉ガニ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（22戦13勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のニネンビーグミを半馬身振り切って勝利を手に入れた。
9歳（2023年）
3月1日、約4か月の休養明けで迎えた35戦目は、4歳以上B1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷部駿弥騎手（23戦14勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。
3月30日、中3週で迎えた36戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長谷部駿弥騎手（24戦14勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。