ニネンビーグミ（2019年生、母ハタノメドゥーサ）

Ninen B Gumi

2019.04.01

ニネンビーグミ（2019年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「二年B組。一番を先生とつかんだクラス」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時10歳）と交配したハタノメドゥーサが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は有限会社グッドラック・ファーム。2022年ののじぎく賞(牝地方重賞)に勝利した他、2022年の兵庫クイーンセレクション(牝地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グッドラック・ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって440万円で落札された。

松平幸秀厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2021年）

6月10日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は402kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のピロコギガマックスに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月28日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた2戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、ダイヤモンドダストに交わされて2馬身半差の2着となった。

11月17日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では弾けるような伸びを見せたが、トウケイラオフェンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月8日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のベルレフォーンに1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3歳（2022年）

1月20日、中5週で迎えた5戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の兵庫クイーンセレクション（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では少しずつ前との差を詰めて、最後は2着のニフティスマイルをハナ差振り切って3勝目を手に入れた。

4月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

5月12日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳地方重賞ののじぎく賞（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のニフティスマイルを3/4馬身振り切って4勝目を奪取した。

6月9日、中3週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の兵庫ダービー（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、グッドラック・ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって440万円で落札された。

松平幸秀厩舎（兵庫）へ入厩。

10月12日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、姫路さぎ草特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての大外8番ゲートからスタート。競走除外となった。

11月8日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた9戦目は、香美町松葉ガニ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したガレットショコラを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

11月30日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったバウチェイサーに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

12月20日、中2週で迎えた11戦目は、酒米の王様 山田錦杯（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、マンテーニャに3/4馬身交わされて2着となった。

4歳（2023年）

1月10日、中2週で迎えた12戦目は、京都とりにく特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（5戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のマブイーグルに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月15日、中4週で迎えた13戦目は、DASH福山駅前特別（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のモズファヴォリートをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

3月26日、六甲ステークス（阪神芝1600m 外回り 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で田中学騎手（7戦4勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

2023年3月28日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5月3日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上A2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（8戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

6月8日、中4週で迎えた16戦目は、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で田中学騎手（9戦4勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ホテルカリホルニアに交わされて2馬身半差の2着となった。

7月14日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、牝馬限定地方重賞の兵庫サマークイーン賞（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で田中学騎手（10戦4勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

8月4日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた18戦目は、デイリースポーツオンライン特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田中学騎手（11戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のニシノダンテをクビ差振り切って7勝目をつかんだ。

8月24日、中2週で迎えた19戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A1（園田ダート1230m 雨/良）に出走。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、勝ったトリニティノットに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上A1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（12戦5勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

12月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、水曜競馬ランドBAOOへ ゴー!放送中!記念（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は山本咲希到騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた22戦目は、オッズパーク2023杯（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

5歳（2024年）

1月11日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定戦のコウノトリ賞（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に終わった。

2月14日、中4週で迎えた24戦目は、兵庫県産たまご特別（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

4月17日、中8週で迎えた25戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、穀雨特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。