ベルレフォーン（2019年生、母レッドヴィラーゴ）

ベルレフォーン（2019年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヘニーヒューズ（当時16歳）と交配したレッドヴィラーゴが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はタガミファーム。2022年の菊水賞(地方重賞)に勝利した他、2021年の園田ジュニアカップ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、タガミファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、野田善己によって737万円で落札された。

新子雅司厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2021年）

10月13日、デビュー戦は笹田知宏騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るベラジオミキを豪脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

12月8日、中7週で迎えた2戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったニネンビーグミに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中2週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2022年）

2月15日、中6週で迎えた4戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で笹田知宏騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天与の負けん性を発揮して諦めることなく走り切ったが、4着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた5戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳A（園田ダート1700m 曇/重）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るキングレジェンドを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

4月7日、中4週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のエイシンクエーサーに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月4日、中3週で迎えた7戦目は、3歳Jpn2の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1870m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦2勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

6月9日、中4週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の兵庫ダービー（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

8月10日、中8週で迎えた9戦目は、3歳戦のクリスタル賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

9月15日、中4週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の西日本ダービー（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

12月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた11戦目は、近畿畜産特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた12戦目は、B1 3歳以上特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で下原理騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

4歳（2023年）

2月1日、中4週で迎えた13戦目は、4歳以上B1（姫路ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で下原理騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、伸びてきたヴァイスリヒト決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

3月2日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、ミモザ賞（姫路ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で下原理騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

3月31日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた15戦目は、日本トーター杯（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で下原理騎手（10戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた16戦目は、卯月特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で下原理騎手（11戦2勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

11月28日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、朝来市岩津ねぎ特別（園田ダート1870m 曇/良）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

5歳（2024年）

1月9日、中5週で迎えた18戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（5戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のバルドルブレインを半馬身振り切って久方ぶりに勝利を挙げた。

2月15日、中4週で迎えた19戦目は、4歳以上B1 B2（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（6戦2勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。